山の上大学病院定期受診

診察投薬を受く。 例によって無番のバスで登院し、待ち時間に持参した古書を序章から終章まで読了。じょうずな勉強法: こうすれば好きになる (心理学ジュニアライブラリ01)作者:麻柄 啓一北大路書房Amazon 放送大学の学校・教育心理学で、ほぼ全文が引用言及…

死がふたりをわかつとき

イーロンマスク氏がついにTwitter社を買収したという。 というので思い出したわけではないが、ほとんど11年ぶりくらいにTwitterを立ち上げてみる。 いまどき一人勝ちできるSNSはないのかもしれないが、おすすめされてくるtweetの中で、アップロードされる画…

curious onlookers

本日届いた日英語表現辞典の素晴らしさに感激した。 英単語(英語表現)の真意を汲むための辞書というべきだろうか。 野次馬についても、mobやopen mindnessとは比較にならない達意の表現にふれる。 さらにRoget's International Thesaurusで根掘り葉掘り調…

語学の参考書

昨日ふとしたことから《和文英訳の修業》の名前が思い出せず、そう言えば東京駅の近くに宿をとって本屋さんに探しに行ったことがあったと思い出した。のだが、これがなかなか見つからず。やっとのことで13年前の記事を見つけた。 《和文英訳の修業》は高校時…

BOOKOFF・EcoMall福岡福重店

CEOとともに小田部のACB経由でBOOKOFFへ。 本店教育部プレゼンの準備にとamazon.co.jpでもなかなか見つからないブラックジャック豪華版の端本を探して、見て回るうちにたまたまこの本が目にとまった。Webで実践 生物学情報リテラシー作者:広川貴次,美宅成樹…

ジャケ買いした図書 of the year

別冊太陽229 小林清親 (別冊太陽 日本のこころ 229) 佐藤忠良彫刻写真集―全野外作品 現日大藝術学部長作の本の表紙カバーを絵画作品として購入した2冊 ホットシューダイアリー―フォトジャーナリスト ジョー・マクナリーの軌跡

人生100年時代に向けての住環境シフトについての文献集 of the year

満65歳になった日から最初に到来する3月31日が筆者にとっての定年になる。 そう遠くはない未来ではあるが、この間職場でその後のプランを問われて、つい海辺に方丈の庵を結んで浜櫛梳に打ち込んでみたい。できれば、志賀島から芦屋海岸まで数か所に出張所が…

ダイアローグの伝統

今年のノーベル化学賞ローリエートの吉野彰さんが化学を志したきっかけは《ロウソクの科学》を読んだことであったという。 多分、その次に夢中になってむさぼり読んだのがオストワルド《化学の学校》で、その次が岩波講座化学に違いないと自分にひきつけて勝…

「太陽1999 No. 461特集古伊万里を愉しむ」から派生して

大雨の一日、いろいろ調整して、来週後半の複雑に絡み合ったアポイントメントのコンフリクトを解消。 これでやっと明日から夏季休暇(飛び石の1日目)に到達できるというのでほっとして、夏季休暇に読もうと思っていた本を自炊するのに合わせて、以前にamazo…

夏季休暇に読みたい本

台風10号接近のため、西日本の空路、新幹線・鉄道網はかなり運休してしまった。 お盆明けから週末が稼ぎどきになる筆者は、この時期は仕込みの時期で、休暇は来月はじめにまとめて取る予定である。 そのほうが暑さも少しはおさまり、学校が始まって海水浴客…

成瀬博士の釣魚日記

福岡市博物館の「釣道楽の世界―多彩なる水の趣味文化」展で紹介された成瀬正一博士の釣魚日記の冒頭部分は、原典を取り寄せて読んだのであったが、ニシカワ君にプレゼントしてしまったのだった。 そして今、もう一度釣之研究を探すのであるが、昭和4年の雑…

あくなき好奇心、おそるべき野次馬根性

つい先頃読んだ本の中で、これこそ知的ライフスタイルの文化的基盤と感激したフレーズがあった。その言葉だけがチェシャ猫のように残っていて、その前後の文脈を全く思い出せず、もう一度読み返そうにもどの本のどこで出てきたフレーズであったか、さっぱり…

いきあたりばったり読書日記

昨晩、なぜか急に気になって、自炊していた祐安重夫《読書するプログラマ》をDropboxの書庫で探し、読み耽る。 筆者が独身貴族であった1980年代なかばに愛読していた月刊interfaceは、当時も今も最もとんがったソフトウェアの情報誌である。当時の勤務先の門…

まりのるうにぃ:月街植物園

パステル飾画家まりのるうにぃさんは、工作舎の松岡正剛氏の奥様でもある。 筆者が最初に雑誌「遊」で拝見したのは1978年ころのことかと思う。パステルを自ら買い求めるほどの衝撃を受けた。 《月街星物園》や《パステル飾画―わたしのファンタジー画帖より …

理科年表2019

2日前に、附録を含めて1112ページの本が到着した。背中が割れないように、1ページずつ、ちょっとずつ開いて背表紙をアーチにしていきながら、内容を少しずつ見ていく。 小学校の頃は日蝕の予報や彗星の軌道要素に心を奪われ、天文編以外に注意を払わなかった…

筆者のために書かれた知的冒険の書

高校生の頃、アベ書房の書棚の端から端まで、筆者のために書かれた本がキラキラと並んでいた。年をとるにつれて、そういう思い込みも感受性も弱まってくるものか、感激を味わう機会も減ってくるが、久々に入荷した本を耽読してしまった。時が刻むかたち―樹木…

伊丹十三選集

岩波書店からの刊行を朝日新聞のサンヤツで知る。 子供の頃は、夕方の南海放送のニュースのCMにいよてつの宣伝の音楽と伊丹十三が「わが松山わが一六タルト」と述懐する広告はお決まりなのであった。その伊丹十三が衝撃的に亡くなってもう二十年にもなるとい…

わが青春のインタフェース誌Public Domain Software特集

インタフェース1989年7月号の別冊付録は、「PDSの世界」というようなタイトルであったと記憶する。それから26年を経過して、今朝たまたま2015年11月号に、「DVD付き! 特別企画: 保存版フリー・ソフト事典256」というのを見かけてオーダーしてしまった。26年…

アマチュア科学者(2)

戻ってきて右手手首のカテーテル入り口の傷をかばいつつ、原典の細菌培養の項を読んでみる。レベルとしたら大学教養課程の細菌学実習クラスの内容である。肉汁培地を作るための材料がハンバーガーなのであるが、おそらくアメリカではどこででも入手できるも…

C. L. Stong《アマチュア科学者》

今年はノーベルローリエートがたくさん出て、新聞にも続々とインタビュー記事が掲載されている。 そういう時期にベッドに寝転がってiPadで自炊した《アマチュア科学者》を読みふける。本書は、1950年代のScientific Americanのコラム記事をまとめたもので、…

桜井 満《柿本人麻呂論》、昭和52年、桜楓社

日曜日に到着したLEDインテリアライトを読書灯に弾丸読書ができると喜んだのであるが、読み始めるとすぐに寝てしまうのでまったくはかどらない。 著者は國學院大學教授であり、折口学派からの梅原猛《水底の歌》への反論「付章 人麻呂の死ー聞こえぬ『水底の…

一冊のノートにまとめる情報術

旅の計画のために、人丸関連神社、円筒分水を始めとするワンダー物件や野外彫刻の所在地などを地図プリでプリントアウトし、その他コミュニティFMの送信所と周波数リストやJR時刻表などを集めて一冊のノートに貼りこんでみる。どのページを開いても自分の読…

venusライブラリ新着本

チーキレンケー本を見かけましたよと花鳥から教えてもらって、ライブラリに見に行く。それほど高い本でもなく、日本の古本屋さんあたりで安い本を購入して自炊しようと考えるのだが、見当たらず。新刊の在庫払底のためか、amazon.co.jpのユーズドブックスト…

amazon.co.jpの1円本

自炊していて、スキャンし終わった原稿を廃棄した後で、読み込みが上手くいってなかったことに気づいて呆然とすることがある。石田晴久先生のUNIXがそれであった。そこで、何とか安い出物を見つけてスキャンし直そうとamazon.co.jpで探したら、1円で売られて…

BSD亜種の繁栄の時

思い立って、日本の古本屋さんと福岡の図書館横断検索でインタフェース誌の在庫を探す。しかし別冊付録「UNIXの世界」つきの1983年11月号にたずねあたることなし。萩谷昌巳氏の紹介文には、当時最新鋭のサンちゃん(今やレッドブックもののSunワークステーシ…

ガーリックラスクと《奥村康:免疫のはなし》

本店営業部での昼からのクライアントが終わったところで、neptuneに帰ってくると、テーブルの上にどなたかのにゃごやのお土産が置いてあった。その名もマジカルラスクなり。ラスクの表面でガーリックをおろして、それをそのままスライスしてパックして売って…

東京アートウォーク

2冊目が届いたので、綴じしろの接着剤の激しく劣化している方の背中を裁ち落として自炊。 先だっての札幌、大分での彫刻散歩で、手にして歩いたのは、それぞれ紙焼き本(札幌市発行の札幌散策2010ー野外彫刻を楽しむ小さな旅)およびiPad(大分市ホームページ…

札幌市教育委員会文化資料室(編):札幌の彫刻、昭和57年、北海道新聞社

それで本日ミーティングの昼食休憩時間に、ミーティングプレイスの隣のマイカル系ショッピングモールのフードコートで昼食をとって、ユニクロで下着の買い増しをして帰ろうとしたら、古書店を見つけたのである。 それならきっと見つかるはず、と探したら、札…

愛媛路上観察友の会(編):街角のホームズーえひめ面白散歩学ー

amazon.co.jpから届いたのを拝読。愛媛新聞の連載コラムに掲載された記事(分担執筆)をまとめたものらしい。もともと建築探偵藤森氏が松山で講演されたことが契機となったとされ、後付の友の会ご一同の集合写真には、南伸坊氏や赤瀬川原平氏のお姿も見える…

MTB日和

日差しは初夏、しかしシベリア高気圧の涼しい風が吹く週末となった。遊びに出るのは自粛してイベント準備、もっぱらamazon.co.jpから届いたMTBツーリング・マニュアル (Be‐pal outing mook)を読むという代償行為に逃避しているのである。どちらかというと、…

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