ソフトウェア

LiDARで3D/2D計測入門(2)インターフェース2023年1月号を読む

本日インターフェース誌が到着して貪るように読む。 高価な装置と考えてきたLiDARであるが、実にiPhone 12 Pro以降の機種には標準搭載されているというのである。 iosys.co.jp イオシスさんではiPhone 12 Proの中古品は67,800円から見つかる(のであるが、MB…

文献整理2022 season 5 (1) Bibdesk:BibTeX原理主義で文献データを管理する

昨晩macOS Venturaにアップグレードしたmac miniに、色々とお道具を取り揃えてみている。 今どきのキラーフレーズは「M2(またはM1)ネイティブコード」ということで、そろそろRやTeXなども対応が進んできているようなのである。 今年から、あの申請書を本当に…

ある意味尖った斬新なアイディア

史上最強の台風14号接近下、先週の合宿研修会がふるわなかった原因を振り返りつつ、放送大学《問題解決の進め方》10〜12回を見る。 語られている説明の言葉で言えば、参加者に「尖った斬新なアイディアが目の前に現れる創発」の瞬間を実地に体験させられな…

夏の宿題

今年の夏休みはステイホテルでデータ整理に明け暮れた。 夫婦仲は大変によいのだが、筆者が脊振周治院でゴロゴロしていると、ピアノのレッスンができないCEOにお仕事がんばってらっしゃいと体よく追い出されたわけである。 それでデータはそこそこ一枚の表に…

デジタル化された「ストロボスコープ」

本日のNHK《へんてこ生き物アカデミー》で、鳥の飛翔の動きを合成したムカデのような不思議な連続体の画像が紹介されていた。デジタル化以前には、被写体の動きを一コマのフィルムに浮かび上がらせるストロボスコープというテクニックがあった。ごく短時間の…

好奇心に負けてMonterey beta

数年前からbeta programに参加しているので、この時期にmacOS beta版のお知らせを受信するのであるが、今年は少し早くなっているような気がする。 とうとう筆者のMBA(13 inch, early 2015)が、アップデート可能なしんがり世代となってしまった。今のところ特…

文献整理2021(1) ZoteroとVisual Studio Codeとの連携

PubMedでキーワード検索した結果をPMIDのリストとしてダウンロードすると、これをZoteroに読み込ませて一括登録することができる。 とは言うものの、Zoteroのクローラーっぽい動きから、何かよからぬことを企んでいると見透かされたのであろう、勤務先ではZo…

VHSビデオからのDX戦略

今年の秋か冬にはWindows 11がリリースされ、ハードウェアの制約でアップデートできない機械もあるということで、アップグレード可能かどうかチェックするアプリが公開されている。職場の基幹PCもそろそろ年貢の納め時かもしれない。 www.microsoft.com 後日…

Minisforum X400 (2) テ料理時代にはMacとWindowsの改行コードの違いが深刻な問題だったが…

基幹PCのTeXliveのupLaTeXでノーミスで通るように改修したPubMedのアブストラクトの80万行のテキストが、X400上のTeXliveではエラーを頻発する。 おそらくX400のTeXliveのUTF-16処理の微調整を要する問題なのであろうが、Windows 10用にxyzzyの後継、かつJEd…

Minisforum X400 (1)

昨日到着した。 速攻でLG W2753Vにつないで(当面はシングルで、もう一枚はDisplay Port-HDMIアダプタ待ち)で、Windows 10をセットアップ。 logiのマウス・キーボ-ドドライバ、Google日本語入力、Chrome、Firefoxを入れると、もうすっかり引っ越して来た感…

知的冒険 of the year

ゲノム微生物学 現代生物科学入門、岩波書店 ネオ生物学シリーズ、共立出版 相互作用科学シリーズ、森北出版 展望論文, (2), (3), (4), (5), (6), (7), (8), (9) NGL viewer Gologi(Conwayのライフゲーム) Frax 重ねるハザードマップ earth::地球の風、天気…

新しい暮らしの様式と道具 of the mid-Corona era

Zoom, 遠隔会議 遠隔会議のための骨伝導ヘッドフォンB-X9、連日の遠隔会議を乗り切るためのiPad・タブレット三脚固定ホルダーで固定したiPad Proと骨伝導ヘッドフォン 昨年購入したiPad Proを年末にSIM lock解除してHIS mobileと契約しておいたことで大変便…

文献整理2020(12)PubMedのDOIリストから取得したテキストをbeautifulsoupですまし汁にする準備

Googleで検索すると、PubMedのページにアクセスしてタイトルや抄録テキストを取得するPythonスクリプト例が見つかって、大いに勉強させてもらった。 PubMedのデータベースに収蔵された書誌データは統一した形式で表示されるので、機械的にスクレイピングしや…

文献整理2020(11) PubMedの検索結果をもとにしてscrapingする準備

昨晩BeautifulSoupでPubMedにアクセスするところまでこぎつけたのであったが、お試しのつもりのテストケースで軽く3931件ヒットさせてしまった。検索結果のページというのは最大でもヒットした文献を200ずつしか表示しないのである。しかもBeautifulSoupでヒ…

文献整理2020(10)JupyterLabでBeautifulSoupをいただく

[Python入門]Beautiful Soup 4によるスクレイピングの基礎を参考に、JupyterLabをインストールしてコマンドを実行してみると、拍子抜けするほどすんなりとfrom bs4 import BeautifulSoupが通ってしまった。 あとは、記事のコードをコピペして実行して最後…

文献整理2020(9) 論文のフルテキストをscrapingするには

nysolがインストールできたことで気が大きくなって、論文の(アブストラクトだけではなく)全文をdeep learningしてみたい(させてあげたい?)と思うようになった。それも1編や2編なら自分で読むほうが早い(と一応見えを張ってみる)けれど、今抱えている1…

文献整理2020(8) nysolのインストール

22日の雨の宵に、nysolをmacOS Big Sur (11.1 Beta)のMBA (mid 2015)にインストールする。ネットで検索すると情報はいろいろと見つかるが、nysolのソフトウェア一覧リストにしたがって順にインストールしていく。 beta版のOSにはついていけないかも、とbrew…

文献整理2020 (7) ZOTEROのbetter BibTeXから抽出したキーワードでmy Index Medicusをつくるその3

参考文献15,000のキーワードリストを作成するというのはあまりにも規模が大きすぎて、筆者の環境では1回LaTeXを通すのがオーバーナイトで終わらない。 そこで、「機械学習」を追加クエリにしてヒットする401編の部分集合で指慣らしにとりかかる。 ZOTEROから…

文献整理2020 (6) ZOTEROのbetter BibTeXから抽出したキーワードで索引をつくるその2

ファイルをupLaTeXに通すときのバグがなかなか取れず、昨晩遅くにやっとはじめて第1パスが通るようになって、索引集の前半が完成した(PDFファイルのタイムスタンプは今朝の2:20になっていた)。キーワードをアルファベティカルオーダーに並べて論文のciteke…

文献整理2020 (5) ZOTEROのbetter BibTeXから抽出したキーワードで索引をつくる

1週間がかりで、蒐集した文献約17,000編について、ZOTEROからエクスポートされた(PubMedのabstract(要約))をまとめて、ところどころLaTeXが通らないところがあるのを修正した。途中で「名前を付けて保存」で上書きしたつもりで、文字コードが変わってし…

文献整理2020 (4) ZOTEROのbetter BibTeXからexportしたBetter BibLaTeXファイルからキーワード分析

書けん申請書は厳しいお取り調べ(機関チェック)をくぐり抜けたのであるが、(通らないなりにも)内容を見直しタイトルも手直しする予定である。 そこでZOTEROで収集した17,048編の論文から国内外のこの分野の機械学習のトレンドの先を見通す(ことができる…

カケンヒLaTeXで知ったTeX LIVEのすごさ

本日3コマの本店教育部プレゼンと書けん書類の施設内締切が重なる。 前日の朝からプレゼン準備を始めて、なんとか夕方に終わらせる。そこであのマクロ(と今では呼ばないのであるが)を召喚してTeX Liveでちゃんとコンパイルできるのを確かめつつ、申請者氏…

文献整理2020 (3) ZOTEROのbetter BibTeXを使う(citekeyのリフレッシュ)

ZOTEROはもともとFirefoxで動いていたアプリケーションであったというような出自から、いくつかの.xpi拡張子のつくaddonで機能強化を図れるようになっている。 文献情報を表示したブラウザからのデータの取り込み、テキストエディタとの書誌情報のやり取り、…

文献整理2020 (2) ZOTERO、PubMed RSSからの新規文献継ぎ足しモードへ

PubMedで引いて出てくる文献の初回登録を夜を日に継いで続けてきたのが終わって、全部で「21471個のアイテム」が登録された。フリーにダウンロードできるPDFファイルは自動的にダウンロードされていて、Zotero database directory/storageフォルダには、1298…

文献整理2020 ZOTEROとPubMedで生成したRSSを組み合わせる

ずっとEvernoteで整理してきた論文(PDF)であるが、つい先日ふとしたことからいまどきの文献管理ソフトウェアを紹介するページにめぐりあった。どこから入って、途中でリンクをどうたどったかすぐに思い出せないほどこみいっているのだが、こういうご縁はよほ…

Stay homeにあきちゃった君に

コンウェイのライフゲームというのは、昔懐かしいセルオートマトンの実写版みたいなソフトで、をぢさんはデュードニー先生の日経サイエンス連載コラム「コンピューターレクリエーション」で読んで、Basic-09で遊んでみたような気がするなぁ。デュードニー先…

StarStaX 0.71

macOS用のオープンソースの比較明合成ソフトウェアをAppストアで探しても簡単には見つからない。以前MBAにインストールした記憶を頼りに、Googleで検索して、StarStaXにたどりつく。 作者は天才サイエンティストDr. Markus Enzweilerであって、現在メルセデ…

雲の上の福音

以前フィールドワークの授業準備のために購入した佐藤郁哉《フィールドワークの技法―問いを育てる、仮説をきたえる》は、フィールドワークを支援するソフトウェアについても実践的な紹介をされていることに気がついた。 2003年に執筆された原稿であるから、…

これからは馬の鞍のかわりにマイマイクを持っていくのだろうか

3年前にはまだまだどうかなと思っていた音声入力であるが、先週のレンケーの会のシナリオをiPad proで口述筆記してみたらほとんどノーミスで変換できた。これなら最近指のもつれることが多くなったキーボードよりも効率が上がるかもというところまで来ている…

CLIPS - C Language Intergrated Production System

暁に目がさめて、ビーチで拾って帰った陶片を眺める。 一つずつ別のジクソーの一ピースということになる。 いろいろな生物のゲノムを一緒くたに読んだ環境メタゲノムの塩基配列データに対比させると、こちらは環境染め付け図柄データ(の破片)ということで…

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