好奇心に負けてMonterey beta

 数年前からbeta programに参加しているので、この時期にmacOS beta版のお知らせを受信するのであるが、今年は少し早くなっているような気がする。
 とうとう筆者のMBA(13 inch, early 2015)が、アップデート可能なしんがり世代となってしまった。今のところ特にmission criticalな仕事に使っている状態ではないのでとんがらせてみることにする。
 アップデートすると、メジャーバージョンナンバーがインクリメントされ、12.0 betaとなる。OS Xの引力圏から離脱したことを実感する。
 あと気がついた点は:
 デスクトップ背景が現在時刻によって変わるダイナミックデスクトップは、空撮画像の手配が間に合わなかったのか、数種類のイラストが用意されていた。これからはこういう趣向でいくつもりなのだろうか。
 ほとんどのソフトウェアは問題なく作動する。
 インストール後ことえりが見つからなかったが、Google日本語入力に入れ替えるつもりだったので特に困ることはなかった。
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 後日記>最大の特色であるuniversal controlは、Macのマウスのカーソルが、隣りのiPadの画面にシームレスに行き来できる機能で、日頃親しんでいるFLOWマウスとほぼ同様な感覚になるようである。詳しい仕様の脚注4によれば、「(中略)MacBook Air(2018以降)、(中略)、iPad Pro、(中略)で利用できます。両方のデバイスで、2ファクタ認証を使って同じApple IDでiCloudにサインインしている必要があります。(中略)」となっており、sidecarにおいてと同様MBA(13 inch, early 2015)はすでに対象外機種である。「universal controlも使えないのになんでMontereyにするの?」という質問には、OSをsecureに保ちたいので、と一応お答えしておく。しばらくはMontereyをアプデしていき、必要に応じてiPad ProとはFLOWで行き来することにしたい。
 Luna Displayでobsolete MBA(13 inch, early 2010)をセカンドディスプレイにしているが、LCDや筐体はしっかりしているのに、OSのセキュリティアップデートの切れ目が縁の切れ目になってしまうのはもったいない。MBA(13 inch, early 2015)にもまもなくその日が来るのは間違いない。逆にLCDや筐体はしっかりしているvintage MBA (2017以前)が狙い目になる好機がやってきたとも言える。ただし、そういう機種の必要のないポートを戸締まりして「MBAと瓜二つのディスプレイとして」使っていくためのノウハウが確立していることが前提である。
 iPadOS 15の仕様を原文で読んでみると、iPad Proのところは「and Mac Pro (2019); and iPad Pro, iPad Air (3rd generation and later), iPad (6th generation and later), and iPad mini (5th generation and later).」となっていて、iPad ProとiPad Airはいずれも第三世代以降と書いてあるようにも読めて甚だ紛らわしい。上記のMonterey previewの説明も一字一句同じである。

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