誕生日祝い2025

 Aquascutumの小銭入れが傷んで、穴が空いてしまった。外出先で小銭を使うようなことは最近ではめったにないが、筆者にとってはもしものときの舌下錠を携帯するためのお守り代わりである。本日某巨大オークションサイトで手配したカウンターパートが、今年の誕生日を祝ってくれるのかもしれない。

 これまでの24年間に選んできた光学製品やキーボードなどのリストのなかで、仕事に関連するものを代謝して人生のセカンドステージに入ったいま、なお手元に残っているのは9品*1にすぎない。

 2024年CONTAX Tele-Tessar T* 300 mm F4 MMとmicro4/3 mount adaptor for Y/C lense
 2023年OneXplayer mini Ryzen
 2022年iPhone 12 Pro 512 GB
 2021年HyperX Alloy FPS Pro/
電熱ウェア
 2020年Logicool K375s/M585GP/Luna Display
 2019年Lumix GH5
 2018年Pentax K-70
 2017年トラックパッドつきBluetoothキーボード
 2016年Canon 540EZとキヤノン CP-E4 互換バッテリーパックBP-CA1
 2015年Samyang 12 mm F2.0ファイントラックスキンメッシュ上下
 2014年モノンクルNo. 5
 2013年愛好者三號
 2012年Tumi Alpha East West Totebag 26197フラットベッドスキャナーGT-S640
 2011年ゼロハリバートンZR2S-SI
 2010年記載なし
 2009年Ai-s Nikkor 400mm F3.5 [ED]
 2008年Lumix G1
 2007年FD 300 mm F4L
 2006年記載なし
 2005年記載なし
 2004年Canon EF70-300 mm F4.5-5.6 DO IS USM
 2003年Kilfit macro-kilar 4 cm f/3.5と日本光学製一脚
 2002年Canon EOS D60
 2001年Fuji FinePix S1pro
 2000年以前記載なし

NHK BSP4Kフロンティア《太陽 誕生と軌跡》、《西之島 原始の島にいかにして生命が宿るのか》

 本日母刀自をデイサービスに送り出したあと、少しだけ再放送で観た銀河系の渦巻きのシミュレーションに心を奪われた。どのように作られたものなのか、ぜひ知りたい。
www.web.nhk
 そして来週には西之島に形成されつつある生態系の現況が紹介される。実に興味深い。
www.web.nhk

蔵書(令和7年11月収蔵分)

 渡辺淳一短編集。かつてTVドラマ化された「少女の死ぬ時」を収録。 パタリロ第2巻。収載されている「スターダスト」には、人工知能を搭載した無敵のロボット「プラズマX」が初登場し、サインを書けと言われて颯爽と「ズラプマX」と墨書したのを指摘されイジケてしまう。
 40年近く前の発表時には、おそらくほとんどすべての読者に荒唐無稽なギャグと笑いとばされていたに違いない搭載AIの「人間臭さ」が、時代(生成AI)がやっと追いついてみると、笑いごとでなくなってきている。魔夜峰央氏は天才である。白いアサインメント案件での引用資料として電子版を無料お試しダウンロードによって取得。 パタリロ第6巻。プラズマX一家の巻。白いアサインメント案件での引用資料として収蔵。

コンテンツ・ツーリズム

 朝日新聞朝刊のサンヤツ広告で「コンテンツ・ツーリズム」を謳う図書の広告を見かけた。
 10冊くらい関連書籍が出版されている、推しのツーリズムである。

 後日記(2025-12-01)>そして物語に導かれるツーリズムは、ついに…

 

そんなことより《56連敗のスピリッツ》

 昨晩放送大学《日本語リテラシー》を観ていたら、起承転結の文体について、過去の朝日新聞天声人語を題材にして論じられていた。
 当時56連敗中の東大野球部を誇り高き敗者*1として紹介しながら、実は、転の段落で、大統領選での敗北を受け入れぬバッドルーザーの見苦しさを読者に想起させ、痛烈に批判されていることが紹介された。現在原典の記事本文に接することはできないように見受けられる。
www.asahi.com
 ここ15年ほど「美徳」という言葉を使ったことがないのに気がついて、ため息をついている筆者には、この期に及んで寅さんを批判しようという意図はない。はしゃぎすぎてうっかり口を滑らせた責任を追求されて困っている友だちに電話をかけて、潔く敗北を認めるふりをしてでも、より良い負けを得ることが大切と助言してくれたりするのが真のパートナーシップだろうと、考えたりする。
 

*1:Google検索のAI曰く、敗れてもなお自らの信念や尊厳を失わず、敗北を潔く受け入れ、その中で得た経験や教訓を糧にする美徳を有する人物

大型雲台Gitzo R.4+ (2) カメラスクリューを買う

 この夏、3500円で購入したGitzoの型番不詳雲台を使っているうちに、カメラスクリューを紛失してしまった。
 落とさないように用心して、輪ゴムで雲台に止めていたにもかかわらず、暑さのために輪ゴムがとけるように切れて、気がついたらなくなっていた。
 スクリューなしではカメラが固定できないので、国産中古品をだましだまし使ってきた。しかし、西の中天のアンドロメダ銀河の日周運動を追尾していこうとするのに、なかなか言うことをきいてくれず、かなりヘトヘトになった。
 レンズが重くなって荷重バランスが取りにくくなった影響もあるが、こんなときでもGitzoなら気持ちよくすっととまってくれていたはずと思うと、うらめしい。
 プロ用機材メーカーは、紛失トラブルに備えて補充用パーツを用意しているに違いないと思って、少し探索は続けてきた。某プロショップのwebカタログを調べてみるのだが、そもそもなくしたパーツの名前も不明で、どんな形状であったのかという記憶さえ、曖昧模糊としている。
 それでも今回アンドロメダ銀河に背中を押されて、なんとかしてGitzoの雲台を復活させたい。どうやらこれらしいと目星をつけて手配したら、宅配料込みで雲台の中古購入価額を上回る買い物になってしまった。
 人生には時々こういうアンバランスなことが起こるが、これがプロフェッショナリズムというものである。

 今度ヤフオクに雲台が中古で出ていたら、部品どり用に確保しておくことにしたい。これはアマチュアリズムというもの、かな?
 雲台本体のメインテナンスマニュアルとか、雲台専用の純正グリス、グリスアップした例なども内外のwebページにたずねあたることなし。プロはプロのメインテナーにおまかせするということなのだろうか。
 後日記(2025-11-28)>と言っていたら、またまた紛失に気づいた。なすすべもなく撤収し、来た道を丹念にロードコーミングして、成果なく帰宅したら、目をつけていた某巨大サイトのオークションも終了してしまっていて、新品を注文する以外の選択肢がない。情けないが、これも厄落としと諦める。カメラスクリューをカメラにねじ込んだままにしておく策を考えてみる。
 

スターフィールド撮影2025(27)第26夜 PENTAX FA645 300 mm F4 EDファーストライト

 風の冷たい快晴の日和となった本日、かねてネット注文していた望遠レンズ引取りのため、チェーン店の最寄り店舗に出向く。
 持ち込んだマウントアダプターとPENTAX KPでチェック。と言っても、筆者のチェックポイントは無限遠を越えてフォーカスリングが回ることと星が丸く結像することの2点である。星像試験(のかわりに電柱の碍子に映った太陽像を見なさいと小学生の頃に読んだことがある)の方は手持ちでの確認には限界があるものの、悪くない印象である。
 永らくお世話になったレンズは、レンズ面以外の部分はシリコンクロスで、鏡胴と濁って発音するよりも鏡筒と澄み切って発音するのが適切なくらい、心を込めて磨き上げた。なのに、係の店員さんが気にされているチェックポイントは、もっぱら中玉の若干のクモリで、ライトで反対側から照らしてチェックされている。―演出も入っているかと思うが―初期提示買取価額をなんとか頑張って高くしてもらって、いわゆる両者得した形にメンタルケアされて帰ってくる。

 宵のうち空が雲で覆われる時間帯もあったが、200 mm F4 for 6X7 と2本セットで担いで、重さに辟易しながら観測地に向かう。
 バックネットの金網や側溝のグレーチングなどの磁界を乱しそうなものから距離を取って機材を展開したおかげか、アストロトレーサーのキャリブレーションは最短時間で終わらせることができた。
 早速最も暗い方角の東の空に上ってきつつあるオリオン座大星雲を視野に入れる。
 フォーカスは一旦無限遠を越えて少し戻して合わせることができ、申し分ない。200 mm F4や50 mm F1.4は無限遠点を越えて行き過ぎることがない分、ほんとに正しい結像位置の数ミクロン手前でとまってしまっているようなやり残し感がつきまとう。これがレンズの個体差なのか、設計仕様なのか(はたまたマウントアダプタとの相性という総合的な誤差なのか)は判然としない。
 レンズが一本増えて、現有のレンズの特性についても少し違った視点から比較して見られるようになった。

 アストロトレーサーの効いた状態で、ISO 1600, 絞り5.6, 露光時間30秒で撮ると、星がブレて写るのにがっかりした。しかし、露光開始時にミラーが跳ね上がってから5秒ほど黒羅紗の布切れでレンズ開口部を覆っておくとブレの殆どは消失することから、ミラーショックによる振動が原因と判明した。
 しかも
モニタで見える星や星雲の色味はくっきり鮮やかで、好感が持てる。夢中でM42、M41、バラ星雲を撮像して二六四○時に撤収。
 
 これまで多くの撮影で、Image Solvingをかけられるようにするための前処理としてnoiseXTerminatorとblurXTerminatorが必須となる状況が続いていた。いわば、ブレボケだらけの星像写真の背景に、できあいの色塗り(Multiscale Gradient Correction)をし、輝点の形を丸く調え(noiseXTerminatorとblurXTerminator)ておいて、できあいの正しい色味で塗りつぶして(Spectrophotometric Color Correction)コスメティックリメイクをしていたことになる。
 今夜の結果をインテグレートもしていないうちから勝利宣言するのは早すぎるけれど、一枚一枚がそれぞれシャープでブレのない星像に撮れた手応えがある。
 数年前にK-70を死蔵するだけに終わったのは、この境地にいたるのがそう簡単ではないためともいえる(し、クライアントのお相手をする仕事柄、いまのように自分の裁量で動けなかったということもある)。
←やはり時期尚早でnoiseXTerminatorとblurXTerminatorをかけずにplate solvingには進めないのであった。
 次への課題としては、頑丈なGitzoの中古雲台の紛失したカメラ固定ネジの手配、予算が許すならば、無限遠を越えてフォーカスリングを回せる200 mm PENTAXブランドEDレンズとの比較検討であろうか。

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