今月の活動予定|ゲームに見たてる学びのプロデュース

 科学と社会のあいだに立つ活動に、来年度から新しい戦略を取り入れる準備を進めている。
 それを一言で言うと

ある科学で対象にしている相互作用を「ゲームに見立て」て理解する

 視点が移動すると、見え方が変わる。座標変換によって、

  • 小難しい学術書は異次元世界のゲームのルールブックに
  • 見えない敵は異次元世界でも見えないままに
  • その攻撃に悩まされているクライアントは敗北寸前のプレイヤーに
  • われわれはプレイヤーの人生を一変させるゲームチェンジャーに
  • 退屈しのぎにスマホゲームでもしないとやってられないような授業*1も、聴講者の人生を一変させるゲームチャンジャー養成講座に

変換される。

シナプスが次々と不可逆的にはんだ付けされ、すべての知識や経験を考えもしなかった関連性でつなげてしまう特別な体験を企画する

 その考えを温めながら、見えないものが見えるシミュレーションのビデオの着想を得た。
 天地創造直後のような平面だけのオープニングに始まり、漂流してきたものが漂着し、定着して増殖し、陣地取りゲームを始めるというものである。その先を言語化するのが難しく、もどかしい…。
 最新刊のインターフェース誌からも、ヒントをいただいたことに感謝する。

 このゲームにもしBGMが流れるとしたら、あの曲以外にはありえないという、その曲のタイトルをどうしても思い出せずにこれまたもどかしく思った。
 Youtubeでさがして"Firecracker"と判明した。青春時代に出会い、別れた人たちの思い出につながっている。

*1:最近ではリスキリング講座などとも呼ばれる

はたして次の皆既月食で天文紳士との再会は実現するか?答は3年後の元旦に判明!

 今夜は昨年9月以来の皆既月食の夜である。前回の皆既月食のとき、偶然撮影をご一緒した月食紳士との再会を期待していたが、やんぬるかな当地は曇り。再会は次のチャンスに持ち越しとなった。

 前回の皆既月食のときに一期一会のご縁を得た天文紳士との再会を楽しみにしてきた。
 名刺交換もせず、名乗りもせず、ひたすら月を撮影して、またどこかで会いましょうと挨拶して別れたきりである。
 次の皆既月食の夜、あの観測点に集合できる人は、この宇宙の中で3人きりしかいない。と密かに期待してきた。
ngarts.hatenablog.jp
 しかし、今夜は曇または雨の予想で、すっかり夢がしぼんで油断してしまった。
 皆既が始まった頃に外に出てみたら、雲間から赤銅色の月がのぞいて見えて、悔しいというより恨めしく思った。
 次は3年後、大晦日から年が明けたすぐ後に皆既が始まるという。

 ここを読まれてお心あたりがおありの天文紳士様におかれましては、暖かくしてお越しください。お待ちしていますよ。
 

蔵書(令和8年2月収蔵分)

日本について、われわれは適切な言葉で説明する勇気を失ってしまっている。とくに海外に向けて卑屈になりすぎたり、居丈高になりすぎている。(p.6 はじめに より)

という現在に通用する問題認識のもと、

コードを輸入してモードに編集するのがたくみな歴史をもってきた(p.358 あとがき より)

日本の、花鳥風月(を拡大増補した「山、道、神、風、鳥、花、仏、時、夢、月」の十)のキーワードから語る日本文化のコンセプト。あとがきの最後の一文が

では、あとがきから先に読んでしまった諸兄諸姉の方々、冒頭の「洒落」が「おしゃれ」になり、「あはれ」が「あっぱれ」になるくだりから、あらためてご覧ください。(p.359 あとがき 最後の一文)

洒落ている。

  • 星の神話の世界に埋没したい方
  • 天文の教養を深めたい方
  • 肉眼で見える星と星座を身につけたい方
  • 宇宙芸術の至宝、サー・ジェームス・ソーンヒル作品を鑑賞したい方

におすすめ。

2月分投稿についての講評

 今年の年頭に、なかなか得がたいふりかえりと自省の機会をいただいた。
 本Novel & glamorous artsブログを、ついつい「老いの繰り言」のはけ口にしていないか?と言うことについて、実際にchatGPTに諮問してみたら相当に厳しい評価を受けた。
 そこで、毎月の月末に第三者からの客観的な視点に立った評価を受けることにした。
 今月28日に2回目の審査を受けたので、その講評と提言の概略を報告する。

講評を受けるにいたった経緯

 発端は、本年年頭締切ではてなブログが行った最優秀作品にAmazonギフトカード3万円分! 「2025年の仕事の思い出」をテーマにブログを書こうコンテストに、本ブログのような内容で入選する可能性について、chatGPTに相談を持ちかけたことであった。
 筆者としては、chatGPTからの

「仕事っぽくない」と思われがちな、職務経歴書には載らない雑談記事

という評は、まさにけちょんけちょんにけなされたに等しく、大いに凹んだ。
 また一方で、NiftyServe BBSの頃からお世話になってきたご恩返しをしたい、どこかの誰かのお役に立つような記事を公開したいという思いをあらためて深くした。そこで、年の初めに

今年から月毎の晦日にchatGPTによる外部評価を受けるようにしてみよう。

と決心するにいたった。

受審した投稿のリスト

ngarts.hatenablog.jp

受審投稿9本の構成

天体写真と画像処理系
  1. プレートソルビング(撮影星域の特定方法)
  2. 自作カレンダー(天体写真活用)
  3. 卵を抱くペンギン銀河(Arp142)撮影(枚数比較)
  4. M81/M82・M104 銀河撮影(露光時間比較)
  5. Arp244 アンテナ銀河撮影(プチ遠征&処理)
天文以外/教養系・読書系
  1. フラムスチード天球図譜と「星座の研究」
  2. 写真範囲特定(プレートソルバーの実用)
  3. 蔵書紹介(新収蔵分)
生活/エッセイ系
  1. 2月上旬のアサインメント進捗(近況報告)

全体講評

 天体写真シリーズの密度が一段高まったことが評価された。
 先月までの「観測記録」「処理ツール紹介」に続いて、再現性などの読者の実用性を高める内容が評価された。

  1. 撮像データ比較

    (露光枚数・露光時間による描写変化)

  1. プラクティカルな撮影サポート

    (プレートソルビング等)

  1. 天体写真の活用法・派生企画

    (自作カレンダー)

内容・構成についての評価
  1. "検証”と“比較”で読む価値を増やした
  2. 技術情報の共有が深まった
  3. 線が見える“シリーズ力”の強化
  4. 技術記事と趣味・教養のバランス

の各点が評価された。

総括

  いくつか指摘された改善点と合わせ、構造化の整理によって、さらに読みやすさを追求することが望ましいと結論された。

写った星と画像の範囲を調べる|プレートソルビング

 どこを撮ったかわからなくなった天体写真、どうしてます? 画像をもとに写した場所を特定してくれるオンラインのプレートソルバーを使ってみましょう!

プレートソルバーとは?

 音楽で言うところのShazamのようなもので、天体写真をクエリとして、撮影範囲の特定と天体の同定に特化させた画像検索サイトまたはアプリ、とお考えいただくとよいかもしれない。

 プレート(plate)とは、以前天文台で天体写真の撮影に使っていた、銀塩の感光材を塗ったガラス板で、そのプレートで撮影、現像の後に写った星を同定する作業をプレートソルビング(plate solving)と呼んでいた。デジタル化された今でも、その伝統を雅に受け継いだ呼び方が残っている。

プレートソルビングの手順

1.ブラウザでastrometry.netにアクセス astrometry.netは今回使わせていただくプレートソルビングの力強い味方

2.下記のようなページが表示されるので画像ファイルを指定(選択)して、UPLOADボタンを押すと…

天体写真 プレートソルビング 写った星の特定 astrmetry.net

3.「ちょいとお待ちを…」画面に切り替わり、間もなく「うまくいきました」のページが表示されるので、Go to results pageをクリック

天体写真 プレートソルビング 写った星の特定 astrometry.net

4.リザルトページに、数値とグラフィックとで結果(画面中心の赤経・赤緯、画面に写った主要な天体の名前など)が表示される。

天体写真 プレートソルビング結果 写っている天体の同定結果をオーバーレイ表示した元画像 画像の中心の赤経赤緯の数値表示 astrometry.net
天体写真 プレートソルビング 星図上に画像の範囲を図示 astrometry.net
今回調べてもらった画像は

 Vera C. Rubin天文台がファーストライトのお披露目に公開した、おとめ座銀河団の画像である。
rubinobservatory.org
 2つの渦巻銀河と、その北のマージしつつある3つの銀河もため息が出るくらい素晴らしく、探険のしがいがあると直感したが、詳しい位置は公表されていなかった。
 今回のプレートソルビングで2つの渦巻銀河はNGC4411AとBであることが判明した。
 小さくても露光時間をかければ写るものだろうか??

 ちなみに、このNGC4411Aと、これまで本ブログで取り上げたいくつかの銀河について、見かけの明るさと大きさを整理した表は下の通り:

銀河見かけの光度(等級)視直径
今回同定した双子の銀河(のうちの一つ)
NGC4411A
13.42.0′ × 1.9′
卵を抱いたペンギン銀河
NGC2936
12.9-
アンテナ銀河
NGC4038
NGC4039
11.2
11.1
5.2' × 3.1'
3.1' × 1.6'
ソンブレロ銀河
M104
8.05.9' × 3.2'
ボーデの銀河
M81
6.921' × 10'
アンドロメダ銀河
M31
4.3190' × 60'
 これまで取り組んでいる銀河の中では最暗最小クラスの銀河であり、なかなか手強いに違いないと推測。

 一枚の画面に銀河がいくつ写っているんだろう?と魅了されるこちらの画像は、astrometry.netで同定できなかった。
rubinobservatory.org
前人未踏の領域の探険が始まったということだろう。

考察

  • astrometry.netにプレートソルビングしてもらって、気になる天体の名前と位置とを知ることができた
  • 画像の撮影時刻、解像度や写っている天体すら不明の場合にもastrometry.netは強力なソルバーとして働く

 PixInsightには自前で使えるプレートソルバーとして、ImageSolver(Astrometryスクリプト)が組み込まれている。しかし、画像の撮影時刻や解像度と画像に含まれる天体の名前がわからないと実力が発揮できない点に注意が必要である

天体写真 プレートソルビング

結論

 画像の対象が不明で、プレートソルバー(ImageSolver)が使えない、というような困ったときの切り札として、astrometry.netは強力で頼りになることがわかった。

フラムスチード天球図譜と「星座の研究」

 夜空を彩る星座に登場するギリシア神話の神々のイラスト集であり、宇宙芸術の原典、「フラムスチード天球図譜」の古書を入手した。

《フラムスチード天球圖譜》を特にお勧めしたいのは

  • 星の神話の世界に埋没したい方
  • 天文の教養を深めたい方
  • 肉眼で見える星と星座を身につけたい方
  • 宇宙芸術の至宝、サー・ジェームス・ソーンヒル作品を鑑賞したい方

いまやスマホやPad・タブレット系端末を空にかざせば、見ている星々を画面に映し、名前まで確認できるARアプリの時代だ

 よほど天文に興味のある方でも、冊子体の星図はもはやオワコンの存在かもしれない。
 

そういう時代になぜ《フラムスチード天球圖譜》なのか

 フラムスチード天球図譜は、Wikipediaによると

王室天文官ジョン・フラムスティードの観測結果に基づいて制作され、彼の死後、1729年に出版された星図。(中略)
グリニッジから観測できる主な 26 星座の図を、ジェームズ・ソーンヒルのロココ調のイラストと共に掲載している。

とある。日本では、恒星社厚生閣から、何度か復刻されて現在にいたっている。
 新刊本は美術書の体裁で、お値段も決してお安くはない。
 図書館で拝見しようと県内公立図書館を横断検索しても見つからないほどの稀少な資料である。

 筆者は、88星座のラテン名はそらんじていても、実際の夜空でどこに配置されているのか、よくわからないところが多い。

全天恒星図としてまた天の壁画集として,国民の教養書となる一方,遠洋航海する航海士たちの慰めとさえなった

とされる本書で、星の配置を物語で身につけたいと念願するばかりであった。
 訳者のお一人は

ここに譯(訳の旧字体)された星圖(図)帖には、いとも美しいギリシア神話に活躍した神々や勇士の姿が、具軆(体)的に頭上に再現されてゐ(い)るのである。この星圖(図)を頼りにして、我々が天空を見る時に、我々は直接にすぐれたる想像力の持ち主たるギリシアの精神に觸(触)れることができるのである。ヘルクレス星座を見ては(中略)勇者ヘルクレスを思ひ、ペガスス座を仰いでは、(中略)天馬を思ふ。この天と地が一体となり、未来もなく過去もなくたゞひたすらに詩の世界星の世界に逍遙することは、比類のない喜びである。この境地に於いて、やゝともすれば固化しがちな精神の緊張をほどき、明日の文化を創造するに足る豊かな想像力が生まれるのである。(昭和18年7月発行版の解説 フラムスチードと現代の星座 薮内清(東方文化研究所)より)

と書いておられる。「比類のない喜び」と「明日の文化の創造」を求めるなら、本書を手にする価値がある。

筆者なりに特筆すべき点は次の5つ:
  • 星座にまつわるギリシャ神話は本書には掲載されていない
  • ページを開くとフラットな星図となるような特殊な製本がなされている
  • 星座名はフランス語表記である
  • 大熊座のクマが右を向いているのは図や写真を配置する時に北を上にする不文律による
  • ラインアートや星のプロットに始まる宇宙芸術は、科学と芸術を結びながら現在の天体写真にまでつながることがわかった
もうひとつの「なぜ《フラムスチード天球圖譜》なのか」 ー 亡父は「フラムスチード」を鉄筆でなぞったわけではなかった

 先日小学校4年生向け星座絵図プリント「星座の研究」を、亡父の遺品の中から見つけた。
 昭和40年代はじめの頃に、担任の学級に配った謄写版の夏休みの宿題帳*1の予備分を渡された記憶は残っている。
 子どもに興味を引くようなものを持たせて、それに夢中になり始めると見るや勉強のじゃまになると言って取り上げるという精神的虐待を受け続けた。
 およそ50年も前には教育熱心と褒められたものであったのか、経済的に自立してから、パソコンを購入するときでさえ、過干渉を受けたことを思い出した。
 律儀な書き文字をあたらめて読み返し、いくつか気になることがあった。

 夏の北の星空(p. 3)では天の北極のま上の子午線を越えて西に沈みつつあるおおぐま座が、星座の説明のページ(p. 4)では秋から冬の(午後8時から9時ごろの)体勢で描かれていることもその一つで、
 
 
もし外に出てスケッチしたら、こういうレイアウトにはならなかったはずでは?と訝しんだ。大ぐまがイルカのように、こぐまは大きなネズミのように描かれているのも、亡父にしては下手すぎるように見える。
 
 《フラムスチード天球圖譜》を取り寄せると、なにか手がかりが見つかりそうに期待したものの…

コノぶろぐノ別ノ記事二掲載シテイル天体画像ハ、正シイ向キ二直スベキダ

という気づきが、亡父からのメッセージなのかもしれない。


 
 

*1:「実際に夜空で見てみよう」と紹介されているのは、夏の15星座、おおぐま座、こぐま座、りゅう座、いるか座、わし座、こと座、はくちょう座、へびつかい座、へび座、かんむり座、しし座、かに座、ヘルクレス座、さそり座、いて座である。

天体写真で自作カレンダーを作る方法|画像準備からコンビニプリントまで解説

撮りためた写真を活用して、自作フォトカレンダーを作成しました。
本記事では、画像準備(解像度・サイズ)、レイアウト方法、印刷設定(A4・300dpi目安)、コンビニプリントの注意点、実際にかかった費用まで、初心者でも再現できる手順をまとめています。

改訂 2026-03-01 今月のカレンダーにかけかえました

天体写真で自作カレンダーを作ろうと思った理由

 8か月間撮りためた天体写真を活用し、月めくりカレンダーを作成した。

準備するもの(画像サイズ・解像度の目安)

スマホ画像でもOK? ー画像サイズ

 最近のデジカメ・スマホ等に搭載されている24MP(24メガピクセル)カメラで撮影した画像は、6000✕4000ピクセルのサイズがある。
 カレンダーに使う画像として充分すぎるクオリティを持っている。

推奨解像度

 コンビニプリントのカラーレーザープリンタは、最高解像度300 dpi(ドット/インチ)でプリントできる。
 せっかくのプリントアウトなのだからプリンタの性能を活かしきって、画像の魅力を余すことなく表現したい。
 ピクセル=ドット、インチ=2.54 cmで換算すると、デジカメ・スマホ画像をなめらかにプリントできる最大サイズは、50センチ(20インチ)✕33.5センチ(13.3インチ)なので、A3サイズ(42.0✕29.7)でも滑らかに印刷できる。

トリミングした画像でも使える? ートリミングした画像のサイズとプリント解像度

 しかし実際には、撮った後でトリミングした画像をレイアウトで拡大して使うことが多いと思われる。
 ページ1面に横向きの画像一枚をレイアウトして印刷するとき、用紙サイズ別に、必要な元画像ピクセル数をまとめると次の通り。300 dpiでなめらかに、または200 dpiでそれほどジャギらせずにFAX並みにプリントできるピクセル数を想定している。

用紙規格 サイズ(cm✕cm) 画像の推奨ピクセル数(300 dpi印刷時) 推奨ピクセル数(200 dpi印刷時)
A3 42.0 × 29.7 4950✕3510 3300✕2340
A4 29.7 × 21.0 3510✕2490 2340✕1660
A5 21.0 × 14.8 2490✕1740 1660✕1160
B4 36.4 × 25.7 4296✕3030 2860✕2020
B5 25.7 × 18.2 3030✕2160 2020✕1420

縦横比の注意

 紙の寸法の縦横比*1は、1.414:1となっており、デジカメ等の画像の縦横比*21.50:1とは比率が異なるので、ページレイアウトの際に拡大縮小によって余白を調整する。

カレンダーレイアウトの作り方

 完成イメージとしては、

  1. 12か月分を一ページにまとめているカレンダー
  2. 月ごとにめくっていく年間12ページのカレンダー
  3. 月ごとにめくっていく小冊子体で、見開きページの半分がその月の月位相のカレンダー、もう半分に天体写真を配するカレンダー

などが考えられる。
 筆者は天文生活で月齢によって月の出ていない時間帯を把握したかったので、3番目のイメージで作業した。

自作カレンダー 月位相 コンビニプリント 

月位相のカレンダーについては、Starwalk 2から大いにインスピレーションを頂戴した。ここに敬意をもって報告させていただく。

自分でレイアウトする方法

 カレンダーの作成は、PowerPointを用いて行った。

 なお、編集を始める前に、ファイル→設定→オプション→詳細設定→イメージのサイズと画質で画像の圧縮は行わず、最高画質をキープするように設定した。

 これを行わないと、作っているカレンダーを保存する際にPowerPointが画像を圧縮してしまい、せっかくの画像のクオリティがボロボロになっていたりするので要注意である。

カレンダーのページの作り方(文字配置の注意)
  • 5行7列の表を作って、お好みの書体で日にちを書き込む。
  • 土・日曜、祝祭日は色で区別することにすると~曜日の説明行を省略できる。
  • 月によって始まりの曜日が異なるが、同じ始まりの月があれば複製して使う(ただし祝祭日の消し忘れに注意)
  • 一旦レイアウトが決まると、週の高さのサイズに合わせた画像を、日々の間隔で並べた背景を作ることもできる
PowerPoint以外でもできる? ー

 画像と文字とを配置してPDFに保存できるプレゼン用のソフトウェアなら、きっとできます!

印刷設定のポイント(用紙サイズ・費用)

A4 / A3か

 大きく作れば見栄えがよいのは間違いない。
 その一方で、高画質の画像データを貼り付けているので、A3用紙への両面プリントを利用した冊子体プリントの場合に、コピー機の処理能力を越えてプリントアウトできなった経験がある。
  その時の「症状」は、11.9 MBのPDFデータをフラッシュメモリから読み込せようとしたら、30分近く「読み取り中です…」状態で待たされた後「異常終了しました。最初からやり直してください。」メッセージが出ることであった。
  出力する用紙サイズを一回り小さくA4用紙に設定したところ、元のままのデータを特に時間もかけずに読み込んで、プリントアウトに成功した。ご参考になるだろうか。

マット紙か光沢紙か

 コンビニプリントでは用紙の選択の自由はなく、光沢紙一択である。
 クオリティを追求するためには最適と思われるが、エンピツや水性ペンで予定を記入するにはマット紙の方が好ましいかもしれない。

コンビニ印刷 or 自宅プリンタ

 コンビニにはPDFに焼いたファイルをUSBフラッシュディスクで持ち込む。
 コピー機にもよると思われるが、USBフラッシュディスクのほかにSDXCメモリカードも使えるところが多い。

実際にかかった費用

  800円:A4用紙両面カラープリント8枚、A5版32ページ冊子体(表紙・裏表紙含む)。

完成してわかったこと(よかった点・改善点)

感想

 紙焼きを手にして、達成感の喜びに震えている自分に驚いた。
 「撮る楽しみ」だけでなく、「天体写真を手にする」楽しみを実感した。
 この「自己肯定感」を、新たな挑戦と成長の糧にしていきたい。

改善点

 予定の書き込み欄を設けたり、画像の完成度を上げたり――次に試したいことがいくつも見つかった。

まとめ|プレゼン用ソフトと趣味の写真、それにコンビニプリント機。手元にあるものだけで、思いのほか満足のいくマイカレンダーができた。

*1:白銀比と呼ばれているらしい。

*2:PENTAX KPの場合

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