福間幸一《黎明》の3D撮像

 退役に際して、箱に放り込んで持って帰ってきた書類など片付けているうちに、30年前に前々職を辞した際にいただいた祝儀袋の束の中から紙幣が入ったまま出てきてびっくりした。総額壱万伍千円也。シュレッダーにかけて廃棄してしまっていたらいただくことのできなかった神様からのお餞別である。
 同様に以前野良営業に通っていた際の使い残しの回数券が2枚出てきた。調べてみると、紙の回数券の発売最終日が今日を遡ること3か月、1月19日であって、その最後の日に買った回数券の使用期限は3か月後の今日切れることがわかった。現在はデジタル回数券に切り替わっているとのこと。
 黄砂でやや色温度の下がった陽の光のもと、福間幸一《黎明》を3D Gaussian splattingで再スキャンする絶好の記念日となった。以前のphotogrammetryによるもの(上)と、ほぼ同じ視点からみたイメージになるように、本日の3D Gaussian splatting(下)の視点を調整してスクリーンショットを作成した。

 前回のraw dataのサイズは不明であるが、今回は2113MBのraw dataから深層学習させていて、表情がより実物に近づいた印象がある。一方で3D Gaussian splattingでは鋳肌の荒れや色調が反映されやすく、鑑賞には向かない場合もあるように思われた。

本ブログではamazon associate広告を利用しています。