Bianchiのロードレーサー(2)

 朝から夕方まで本店営業部詰めで、やっとのことで仕事を片付けて、まだ日のあるうちに帰宅する途中、ふとBianchiのことを思い出した。
 役職の退任記念の報奨金などの手持ち資金をかき集めると手が届きそうに思われてきた。帰宅して金券とパスポートを握りしめてEcoMALLに乗り込んでみると、Bianchiはまだ筆者を待っていてくれた。前回同様固定用のヒモを切ってもらって、お店の通路を押して移動して店の前の駐車場で試乗させてもらっただけでも、メカニズムの精密感に魅了される。これこそ一生モノにふさわしい。
 金券を売却し、買い取り金額がほぼ購入価額と一致したのでそのまま購入。
 ネットではもっと安く手に入ったかもしれないし、パンク修理やブレーキ整備どころかどうやってギアチェンジするのかさえまだわかってないのであるが、突然人生が新たなステージに入った記念すべき日となったのだった。

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