Stay homeにあきちゃった君に

 コンウェイライフゲームというのは、昔懐かしいセルオートマトンの実写版みたいなソフトで、をぢさんはデュードニー先生の日経サイエンス連載コラム「コンピューターレクリエーション」で読んで、Basic-09で遊んでみたような気がするなぁ。デュードニー先生のコラムは、ライフゲームといい、フラクタル集合といい、自然の中に備わっている何か新しい世界をコンピュータで探検するようなワクワク感にあふれていたんだな。
 休校が続いているみんなも、飽くなき好奇心と驚くべき野次馬根性を発揮して、プログラミング学習の応用問題としてやってみようよ。グラフ用紙のマス目を「セル」と呼び、黒セルは生きているセル、白セルは死んでいるセルをあらわすんだよ。そして、「周囲に3つの隣人がいれば生命が誕生し、周囲に2つか3つの隣人がいれば生き残り、それ以外の場合では死ぬ」というルールで世代を進めて計算していくんだ。これはある意味新型コロナウイルスの伝播のシミュレーションにもなりそうだと、をぢさんにも少しわかった気がしてきたゾ。
 mameさんのGolgiは大変便利にできていて、かれこれ40年いろいろ複雑に成長するパターンが見つかっているのを、プルダウンメニューでloadしてすぐに試せる。単純なルールで、こんな複雑な模様ができていくなんてスゴくない?このB-heptomino shuttleを細胞融合モードで走らせたのを遠隔授業のZoomの背景に使ったらどうだろうか?他にもキモカワのパターンがいっぱいあるので、試してみよう。
(後日記>昨夜はお風呂につかってiPadであれこれ試しているうちにのぼせそうになった。良い子はマネしないようにね!)
mame.github.io
 日本の伝統工芸品の津軽塗の唐塗りは、まさにGolgiのようなパターンが展開されている。奇しくもウルシのオートマトンになっているんだろうか。
www.tsugarunuri.org
 ライフゲームの考え方やこれまでに見つかっているパターンについて知りたくなったら、参考書はこれだ。ライフゲームの中でのコンピューターの作り方ものっているよ。

 がんばって、君だけのパターンが見つかったら、をぢさんにもこっそり教えてね。

本ブログではamazon associate広告を利用しています。