ファイルをupLaTeXに通すときのバグがなかなか取れず、昨晩遅くにやっとはじめて第1パスが通るようになって、索引集の前半が完成した(PDFファイルのタイムスタンプは今朝の2:20になっていた)。キーワードをアルファベティカルオーダーに並べて論文のcitekeyを列挙してあるだけの前半だけでも1295ページあるが、まあ人間が読める範囲ではあり、PDFとしてページをめくって、研究の方向性にあれこれ考えをめぐらせるような読み方ができるのが素晴らしいと思った。
と自画自賛ながら結果が出たのに力を得て、第2パスに進んでupBibLaTeXを通そうとするのであるが、「名前の最後に余計な,がついている」という大量のエラーを吐いて最後はメモリ不足でこときれてしまわれる。このエラーメッセージを読んでみると、どうもオランダやヨーロッパ系の方の名前のprefix(「da Silva」のdaや、「van der Waals」のvan der に相当?)を規定する書式(familyname=Familyname,givenname=Givenname,prefix=prefix,useprifix=yes)にやられているのである。xyzzyの正規表現で切り抜けようと苦心惨憺したが、BibLaTeXのFAQを検索したら、おおもとのTeXファイルのBibLaTeXのstyleにuseprefixをつけ加えておくだけでよかったのだった。
\usepackage[backend=bibtex, style=numeric,useprefix]{biblatex}
試行錯誤の間にバグも潰せたので、気を取り直してまた第1パスから再コンパイル。
後日記(2020.11.16)>第1パスが通るようになったのに、続くupBibTeXのパスで上記エラーが続くので、またまたFAQを検索して、useprefixがあるときにはbackendはBiberでというアドバイスに従って、
\usepackage[backend=biber, style=numeric,useprefix]{biblatex}
で試してみた。約5時間かけて第1パスが終了してDVIが生成された後、半日放置しておいたらやっとPDFファイルが生成された。dvi2pdfが1155ページ変換し終わるのに12時間かかっているのだろうか?
その後、おそるおそる第2パスに進んだら、prefixはひっかかってこないようで、淡白なエラーメッセージのみ出力してあっけなく終了し、現在upLaTeXの第3パスにかかっている。
後日記(2020.11.12)>upLaTeXの第3パスは週末を通して続いていたのを、時々Dropboxのlogファイルが更新されるので確認していた。週明け月曜日に出社してスリープ状態であったPCの電源ボタンを押して覚醒させた拍子にTeXworksは落ちてしまって、その後約12時間生き残ったupLaTeXとptex2pdfとがステルス動作して最終的には1155ページのPDF生成にこぎつけた(2020.11.16 21:06)。ただし参考文献リストは生成されていない。もう一度TeXworksを召喚してupLaTeXの第4パスへ進む。が、結局文献リスト生成に進まないので、いったん「練習曲」で指慣らししてから再度試してみることにした…(7)に続く。