CLIPS - C Language Intergrated Production System

 暁に目がさめて、ビーチで拾って帰った陶片を眺める。
 一つずつ別のジクソーの一ピースということになる。
 いろいろな生物のゲノムを一緒くたに読んだ環境メタゲノムの塩基配列データに対比させると、こちらは環境染め付け図柄データ(の破片)ということである。
 メタゲノム解析では、得られた塩基配列を既知のゲノム配列をお手本にして貼り合わせていく。この手法になぞらえると、既知の陶磁器の図柄のデータベースがあると、類似度の高いもの、すなわち手法、窯、陶工の似通った作品を捜し出し陶片を「載せる」ことができる。1次元の配列データと2次元の画像データの違いはあるが、古伊万里の写真を「学習」させて、特徴を抽出して同じ系列の作品を探すことができる日が来るだろうかなどと考えながら朝風呂に入る。
 昔々人工知能が第2次ブームではエキスパートの判断を模倣させる知識工学が一世を風靡した。ルールの記述から出発して推論するためのフレームワークとしてproduction systemが使われ、当時は商用のOPS83が代名詞となっていた。
 この第3次ブームの今日まで生き残ったものがあるだろうかと調べてみると、CLIPSが見つかった。NASAでの使用実績もあり、しかも今日まで頻繁にメインテナンスされていることに感銘を受けた。

本ブログではamazon associate広告を利用しています。