文献整理2021(1) ZoteroとVisual Studio Codeとの連携

 PubMedでキーワード検索した結果をPMIDのリストとしてダウンロードすると、これをZoteroに読み込ませて一括登録することができる。
 とは言うものの、Zoteroクローラーっぽい動きから、何かよからぬことを企んでいると見透かされたのであろう、勤務先ではZoteroPubMedにアクセスできないようにブロックされているらしくうまく使えない。これはゲートキーパーにアクセスの特赦を願い出るしかなさそうである。
 しかしながら、Zoteroでは高機能のAdd-onが使えて、昨年もお世話になったのがbetter Bibtexである。最終的にLaTeXで組んで出力するのであれば、文献リストの生成はもうこれで決まりである。
www.zotero.org
 ほかにも多数のpluginが紹介されているのを眺めていくうちに、AtomVisual Studio Code用のcitation pickerがあることに気がついた。
code.visualstudio.com
 Visual Studio Codeを現在はプラットフォームを選ばずに正規表現の使えるテキストエディタとして(時々)使っているが、このcitation pickerをインストールすると、better BibtexをaddonしているZoteroに問い合わせて、甚だ簡単に引用できるようになることに気がついた。
 これだけで必ずしもよい論文が書けるわけではないが、これを使えば世に問いやすくなる(間違いが少なく信用されやすくなる、くらいの意味である)のは確かであると考えられる。
 ということで、脊振周治院で充実させたZoteroのデータベースを使って、少し試してみたいと考えている。
 

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