今月義母の三度目の月命日を迎える。
十年近く前にCEOは義母を愛媛から呼び寄せ、当地の病院の入院生活をお世話してきた。ずっと酸素吸入が必要な状態で、脊振周治院での外泊もままならず、CEOは週に一度か二度はタオルなどの洗濯物を持ち帰り、洗っては持っていってお昼のNHKドラマを一緒に見て帰ってくるような後方支援を続けてきた。
ここのところの週末、連日のように義母のお世話になっていた病院の前を通って、以前お値段以上のサイドテーブルを見つけて購入したセカンドハンドショップに通っている。
その道を通い続けた目的がすでになくなったことを理性ではわかっていても、まだ心はそれを受け入れられず、折にふれてそろそろ洗濯物を取りに行かないと、とはっと思い出したりしているのだろうか。
1か月ほど前にセカンドハンドショップで見かけたゾーリンゲンの包丁が買いたいというのに同行した。その際、見かけた有名な銘柄の伊万里焼も安く買って、ご楽友の誕生日祝いにしていた。これは義母の導きではないかという。
その時見かけたPCデスクが気になって次の週に行ってみたら、もう売れてしまっていたが、CEOは同銘柄の伊万里焼を買い足し、少し足を伸ばして小田部・橋本のセカンドハンドショップの「在庫」もチェックした。
今日は、CEOは小皿を買い足し、筆者は出物もなく手ぶらで帰ろうとした時に棚の上の2090円のカウンターチェアと目があって買ってしまった。普通の学習机に合わせるには、かなり座面が高いことに気がついたが、後の祭りである。
帰途もう一軒立ち寄ったBookOFF２階のEcoMallの在庫調査で、CEOは同銘柄のシリーズを発見して、明日出直して買ってくると息巻いている。
こうして時間をかけて、おだやかに喪失感が埋まっていってくれればと冀うものなり。
帰ってきてamazon.co.jpで買ったlogitech K375s中古品を受領したと思ったら、箱も中身も非unifyingの別物であったので返品。中古買いにやや辟易したところありて、あらためて一番人気の静音キーボードK295GPの新品を発注。
宵に某巨大オークションサイトでElectro Voice社製ウーファーとジャンク品のThinkVantage USBトラベルキーボードを落札。狙っていた15インチウーファーとホーンツイーターのシステムはどんどんbidが入って手の届かない価格になって断念してしまった。
