amazon.co.jpの1円本

 自炊していて、スキャンし終わった原稿を廃棄した後で、読み込みが上手くいってなかったことに気づいて呆然とすることがある。石田晴久先生のUNIXがそれであった。そこで、何とか安い出物を見つけてスキャンし直そうとamazon.co.jpで探したら、1円で売られているのにびっくりした。実際には送料が260円ほどかかるのであるが、それでも安い。ついでに自転車特集のBE-PA2009年 03月号 2012年 11月号を、1円で購入したら、送られてきたのは、線引も欠頁も汚れすらない美本であった。
 これに味をしめて、若いころに(既に自炊ずみの)「お作法」本とペアで読んだ「書法」本も、と探してみると、これは1円本としては売られていなかった。が、unix文化関連本ということなのであろう、はじめてお世話になったプロバイダで「シスオペ」をされていた小飼弾氏やイーグル村のジェリー・ワインバーグ氏の著作を発見。
 日本の古本屋で「書法本」の安いのを探しているうちに、アマチュア科学者―輪ゴムのエンジンから原子破砕器まで (1963年)が数冊、かなりお安く出ていることを知った。8年前にたずねあてるまでに数年探しあぐねたし、その後も一度出物を見つけたが、「売れた本のデータの消し忘れ」と言われた記憶あり。4年に一度しか出てこないような希少本が、その消し忘れのお店からの出品で、書法本と同梱で送っていただけるというのが趣深し。
 また、探索過程のセレンディピティに、衝突天体の気体力学―流星はなぜ光るのか?を発見。

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