美しい場所の探険

紫金山ATLAS彗星(C/2023 A3)(3)

日没約1時間前に外に出てみたら快曇で、特に西の雲が厚い。 しかしながら、「晴れることもないとはいえない」と支度を整え、出発。 観測地点に到着すると西の空の雲が切れかかっている!というので早速掃天を開始するが、彗星は雲にお隠れあそばし、一度も…

紫金山ATLAS彗星(C/2023 A3)(2)

昨日と同じ観測点で日没直後から探索開始。 1819時に捕捉。一日でかなり太陽から離角が増えた印象である。西の空には雲がたなびいてきて薄雲のかかるなか撮像。手ブレの心配を減らすために4kビデオで撮影し、一コマを切り出してその一部を切り抜いて若干の明…

紫金山ATLAS彗星(C/2023 A3)(1)

本日も快晴に恵まれるが、年金生活の筆者は2日連続の島通いの運賃でお小遣いを使い果たし(というのは一種の比喩である)、本日は運賃を使わずに行けるところで撮像することとなった。 日没直後に観測地点に行ってみたら、強い北風で、ソルトスプレーを浴び…

通いの島旅

快晴に近いお日和になったのを幸いに1530時頃支度を整えてAnchor CX900で出発し、博多港から渡船で志賀島に渡った。自転車も5台限定で載せることができた。上陸したらひたすら糸島半島の西浦岬と玄海島の間の大机島、小机島のあたりに日の没する場所をめがけ…

夕日が水平線に沈む場所

そろそろ見頃になってきた紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)が水平線に没していくのを見られる場所はどこだろうか。 市役所の情報コーナーで拝領した「福岡の地価」(あるいは「福岡市内地価公示・県地価調査位置図」)という1:30,000地形図(福岡市財政局財…

余市・小樽へのエクスカージョン

いるかホテル周辺道路が札幌国際マラソンで封鎖される前に迎えに来てもらって、叔母、従姉妹および従兄弟と4人で出発。 紅葉狩りにと、定山渓・さっぽろ湖に遠回りしていただいたが、少し早かった。毛無山展望台から山中牧場経由で余市町へ。舌のこえておら…

ミーティング

会期中の2日間は、7時前に起きだして、部屋備え付けのコーヒーメーカーで淹れたホットコーヒーと、近くのセコマで買っておいたサンドイッチをいただいて朝食とし、地下鉄中島公園駅から大通駅経由で会場に向かい、夕方までミーティングに出席。初日は近隣…

《人生最高の贈りもの》と《博士の愛した数式》

いつの間にかJ:COMの録画ライブラリに紛れ込んだ《人生最高の贈りもの》。意図して予約したものではない番組は即座に消去してしまうことも多いが、寺尾聰出演のお正月ドラマの再放送と聞いて、かれこれ42年前旧友がカーステにかかった《ルビーの指輪》を口ず…

計算したい(20) Llama 3.1 405Bモデルのロード

Llama 3.1 405Bモデルで、なるだけサイズが小さいThomas BaruzierさんのIQ1_S版を見つけて、UM 890 ProのLM studioにロードを試みるがうまくいかず。 LM studioによると本モデルのロードに必要なGPUメモリは13.86 GB、これに対してRyzenの内蔵GPU(Radeon 780…

NHK BSP4K 《ぐるっと海道3万キロ 「名も知らぬ遠き島より」 ―海の十字路・玄界灘―》

夕方4Kチューナーをつけたら、古い番組の再放送をしているのだが、海岸に漂着した椰子の実を掘り出している人物が映っている。なんと漂着物学の祖石井忠先生ではないか!! 1980年代後半にオカヤマシティーの林語堂で買った朝日文庫版の《漂着物事典:海から…

落流鳥氏の消息(2)

消息(1)のあらすじ:落流鳥氏をキーワードとして検索されて本blogに来られる方がいらっしゃると知った。Y!知恵袋には、高校時代の同級生で、落流鳥氏から感化を受けた香月利一氏の著作からお人となりがうかがわれると指摘されていた。週に8日はビ-トルズ…

カールカクテル・スタイル

ベッドの分解は、2日に及ぶ炎天下の作業となった。無意識に中腰になって、手首をひねるような作業を続けたためか、粗大ゴミ処理が終わった後も身体のダルさ、筋肉痛、腰痛や指や足の軽い痙攣症状をひきずった。 そこで三連休の後半はつぎつぎと台風が発生す…

川上和人《無人島、研究と冒険、半分半分。》

NHKの西之島、南硫黄島の探険生態系調査研究のドキュメンタリー番組に登場され、調査で明らかになった生態系や鳥類学について面白く、またわかりやすく解説してくれる著者が、番組では語り尽くせなかった面白さをまとめた一冊である。伊豆諸島や南硫黄島の生…

美しい場所を探険するのは価値がある

《人類月に立つ》の《ガリレオは正しかった(Apollo 15号)》の回に、ミッションの検討会議の席上、(たしか船長の)サウンドバイトが2つの着陸候補地点をめぐる議論をおさめ、アペニン山脈の麓のハドレー谷に決定したエピソードが出てくる。 と理解してい…

カラピナのガシャガシャいう音(3)《ひみつの絶景 ブルーキャニオン》を観る

長らくキーワード「キャニオニング」でしかけておいたビデオレコーダーに、昨晩再放送された《ひみつの絶景 ブルーキャニオン》がヒットして、以前偶然見かけて気になっていたシーンを、やっと再見。 www2.nhk.or.jp 愛媛県の高瀑(番組ではたかだると呼ばれ…

月を射抜く(2)

肉眼目視から3年ぶり、双眼鏡下目視からは実に17年ぶりのmoon shotの好機に遭遇。 ビデオ撮像からの切り出し画像をトリミング。 うれしさのあまり、『未知なるものの探求を願う人類の飽くなき好奇心』とのフレーズを添えてmoon shot絵葉書を作成。知らない人…

ナイトバイクトレック

海岸線に沿ってベイエリアを走る。 いまさらながら、iPhone 14 Proのカメラの性能は持ち主の「カメラアイ」を凌駕していることに驚嘆する。

カラピナのガシャガシャいう音(2)

絶海の孤島(しかも火山島)にどのように生態系が構築されていくのかについて、放送大学の《初歩からの生物学》、《生物環境の科学》、《生物の進化と多様性の科学》で拝聴した講義をもとに考えてきたが、さらにそのような生態系が目の前の西之島でまさに今…

カラピナのガシャガシャいう音

最近カラピナがガシャガシャいう番組を好んで録画したり観たりしていることに気がついた。 きっかけは《探検アドベンチャー 魅惑のポッカリ穴》の放映であったが、 www.nhk.jp よくよく考えてみると《TOGGYの清く正しくテキトーチャンネル》で(おそらくコロ…

ムーンショット

昨日移動性高気圧に覆われた当地の空は、終日ほぼ快晴であった。 年賀状の準備に丸一日を費やし、夕方には終りが見えてきたところで、月の出が19時30分頃になることはあらかじめ調べておいた。 翌日には、年賀状の準備は完全に終わっているはずであるが、宵…

野次馬データサイエンス(6)「身近な活用事例」でワクワクさせるには

www.mi.u-tokyo.ac.jp 数理・データサイエンス・AI リテラシーレベルのモデルカリキュラムによれば、その教育方法は、授業で「学びの動機付け」のため各機関において特色ある取組を創意工夫するのが効果的と考えられている。そのうえで、人材不足はオンライ…

野次馬データサイエンス(5)サイエンスの面白さに湿軟の区別なし

そろそろ来年に向けての検討も始まってきたようで、ここはひとつ若手の元気の良い方々に交互に担当してもらって、本職のレクチャーでは十分に時間を使って説明できないところをシミュレーションで体感してもらうというのはどうだろうと発案。 試しに様々な分…

令和5年のビーチコーミング(1)あやうく正夢を逃れる

黄金週間後半は雨が降り続いた。 連休最後の日曜日は、半分仕事でタンボーの探訪先までの所要時間の確認のために早朝雨の中を出発した。ムクロジの実を拾い、ついでに新宮海岸に足を伸ばしてソルトスプレイの中貝殻を採集した。陶片はわずかに2個のみ。海産…

植物散歩season 3

今年のムスカリは、他の雑草が伸びる前に見事な花を咲かせた。 が、その後の雨でカラスノエンドウに追いつかれ、抜き去られつつある。 Muscari botryoides

「沖積図(alluvial diagram)」あるいは「サンキー図(Sankey diagram)」

genomebiology.biomedcentral.com 筆者にとって感銘の深い「コロナ禍の夏の思い出」の発端となった上記論文のあれ(Fig. 2)の名前が判明した。下記記事の執筆者大崩貴之氏によれば、データサイエンティストのご友人に聞くとものの数分で返事があったとのこと…

冬用サイクリングジャケット(2)

とうとうSauconyのキルティングパンツの両膝に穴が空いてしまった。大変快適なので晩秋から初春にかけてのワークアウトでは必ず履いて6シーズン経過したものである。 CEOからは新調してはどうなのと言われるのであるが、エブリデイロープライスの店でSaucony…

デュードニー流コンピューターレクリエーションからデータサイエンスへ(1)

この秋から事務所ソフトの使い方実習のお手伝いをお引き受けすることになった。来年度もお鉢が回ってくる可能性が高いが、それはインストラクター人繰りが難航して猫の手でも借りたい部署の白羽の矢がいつも暇にしている(と思われている)筆者の額に的中し…

植物散歩

近所の川の中に見慣れない植物を発見。 風が吹くと、枝をしならせて揺れて、いかにも実が重そうである。 葉は落ちてしまって、実の特徴をたよりに画像検索してみてもなかなか類似の品種が見つからない。

カタラクトレンズアップグレード中

以前交換した中玉が緩んでいたことに気がついて、交換の手術を組んでいただいた。 待機期間が長かったので、中玉が完全に外れて奥に落ち込んだらどうしようと心配していたが、どうやら手術当日まではもってくれた。 ところが好事魔多しということでもあるま…

タンボーseason16 day3

明け方に起きて、申請書が1枚足りないことに気づき、脊振周治院でプリントアウトを試みるにインク切れでできず。やむを得ず一旦徒歩で出社し、プリントアウトを持ってナナクマライン・クーコーラインを乗り継ぎ、孤独のグルメの聖地で聴講後徒歩にてフルサト…

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