昨日移動性高気圧に覆われた当地の空は、終日ほぼ快晴であった。
年賀状の準備に丸一日を費やし、夕方には終りが見えてきたところで、月の出が19時30分頃になることはあらかじめ調べておいた。
翌日には、年賀状の準備は完全に終わっているはずであるが、宵から雨が降り出すという予報で、今日よりも1時間遅れる月の出の頃には東の空には厚い雲がかかっていることになるであろう。
それで今日こそは絶好のムーンショット日和と考え、日が暮れる前から晩ごはんをいただき、機材と防寒着の準備を開始。
暗くなって出発して、月がのぼってくる前に撮影地に到着。ただし、登ってくる月が山の後ろに隠れて、結局撮影はできず。
月の出てくる方角も厳密にチェックしておくべきであったと反省したが、その後は感度調整とシャッタースピードの調整などふだん確かめられないことが確認できた。
汗だくになって帰着するくらい防寒は完璧であった。風呂があくのを待っている間にECB4版訳本を読みはじめ、啓示を受けた気分で読み進むうちに寝落ちしてしまい、朝6時すぎに本を抱えた状態で目を覚ます。4月からの生活を先取りしたような気分である。
