野次馬データサイエンス(6)「身近な活用事例」でワクワクさせるには

www.mi.u-tokyo.ac.jp
 数理・データサイエンス・AI リテラシーレベルのモデルカリキュラムによれば、その教育方法は、授業で「学びの動機付け」のため各機関において特色ある取組を創意工夫するのが効果的と考えられている。そのうえで、人材不足はオンラインのコンテンツやプログラムを活用して乗り切りましょうやとなっていることを悟らせられた。
 調査を進める中で、学習者を取り巻く環境に、実データ・実課題、身近な活用事例を用いた演習のネタは事欠かないことが、筆者にもだんだんわかってきた。
 そこで、昨年来収集してきたデータサイエンスの参考書(の課題や活用事例など)を眺めてみるのに、知的好奇心の面からは文句のつけようもなく面白くても、「特色ある取組」になりにくいものが多かったことを反省した。
 とは言うものの、軽くしぼませてお茶を濁すのでは面白くない。
 あくまでもビッグデータと取り組んだ達成感をもって実習室を後にしてほしいと念じつつ、再度Excelベースの教則本を検索してみたら、昨日のBruce Alders本とも響き合いそうな本を見つけることもできて、早速(古書で)発注した。

 これは面白くなりそうである。

本ブログではamazon associate広告を利用しています。