野次馬データサイエンス

数学の力で医学の真理に迫る

特に出された本を宣伝されているようでもないが、なかなか「真理」に迫ることが話し合われていて素晴らしいと思った。また、立場(職種)の違いによって関心の持ち方やアプローチのしかたが異なるという点も、わかったつもりでも気付かされるところが大きい。…

CEOはお米と食品を調達するというが

退役を前に送別の宴シリーズの開幕となった。 退役記念のお品はカタログで選んで頂戴するのがいまどきらしいのである。 カタログを最初から最後までめくっていく、その途中から何か勿体をつけた厳選品をほんのちょっとだけというトレンドに出るのはため息ば…

アラン・ケイ《コンピューター・ソフトウェア》

彼らのもう1つの驚きは,最初のスプレッドシート・プログラム(VisiCalc,ビジカルク)を買った大部分の人が,それを過去の計算に使うのではなく,将来の予測に使ったことだった。彼らは“かしこいエディター”を開発しようとしたのだが,結果的にはシミュレーシ…

BS4K-TBS《ターゲットは認知症》

キーワードがヒットして自動録画されていた番組を拝見。 cu.tbs.co.jp 金沢大学小野賢二郎教授の逆境の医師人生をテーマにしたヒューマンドラマのようにも見えるが、野次馬データサイエンティストには、あのレカネマブがamyloid-βに結合する3D CGアニメーシ…

「どんなに良い活動をしても、記録を残さなければだめだ」

昨晩CEOとまん中の子が自然な翻訳文を生成するDeepLについて話すのを聞いていて、実に一昨年の誕生日前日にお客人のお接待の席で話題に上がったのを聞き流していたことを思い出した。 かれこれ15か月前の旬の翻訳サイトの話題など、2週間単位で新たな大規模…

upLaTeXでparallel.styをつかって対訳で組版する

最近、翻訳をもっぱらGPT-4 Turboにまかせて、その訳語の使い方に文句を言っているだけのような気がしてきたが、これこそ仕事が一段階アップグレードして、監訳しているということなのであろう。 それで、対訳形式で組んだら読み合わせが楽かもしれないと、…

ことえりライミング

《川島明の辞書で呑む》を観ながら、ほとんど20年前ことえりのラップに感激したことを思い出した。 backbeat.hatenadiary.org MacOS Xの日本語変換システムに効率化のために語尾でソートされたキャッシュファイルの発見は、『「トマソン」「新解さん」にも匹…

野次馬データサイエンス(4) The impressive complexity in the Nautilus pompilius shell

CMoIで浜櫛梳の収穫物を展示提供するのを海産物問屋と自称する洒落のついでにその屋号を考えるうちに、オウムガイの等角螺旋の輪郭をgの小文字にあてるロゴデザインを思いつく。漂着オウムガイと巡り逢う瞬間が、筆者の残りの人生にあるかどうか、憧れている…

野次馬データサイエンス(3)GISとGAM

目下一気見中の《人文科学からみる世界》第2回で、地理情報システム(GIS)の先駆者としてOpenshaw博士が紹介された。Geographical Analysis Machine (GAM)は、メッシュで切り分けたデータの空間分布を自動分析するプログラムの先駆で、Rにもインプリメント…

「沖積図(alluvial diagram)」あるいは「サンキー図(Sankey diagram)」

genomebiology.biomedcentral.com 筆者にとって感銘の深い「コロナ禍の夏の思い出」の発端となった上記論文のあれ(Fig. 2)の名前が判明した。下記記事の執筆者大崩貴之氏によれば、データサイエンティストのご友人に聞くとものの数分で返事があったとのこと…

野次馬データサイエンス(2)「形としてナイものが見える」楽しみ

日本の古本屋で奇跡的に発見したA. K. デュードニー《別冊サイエンス「コンピューターレクリエーション1 遊びの発想」》が届いて、貪るように読んだ。訳を竹内郁雄氏、萩谷昌巳氏が担当されていて、今日に至るまでファンであるお二人に、コンピューターレク…

野次馬データサイエンス

イッキ見シーズンに入った放送大学には大いに啓発され(続け)ている。 冬のシーズンには、《日本語学入門》を録画したほかは、これまで録画したもののうち雷雨で画面が乱れたものを補遺してライブラリをコンプした。また、いくつかのあまり体系化されていない…

デュードニー流コンピューターレクリエーションからデータサイエンスへ(2)というよりはデータサイエンス作法

先の別腹データ教程のためのネタ集め(1)で、プログラミング学園について紹介したが、登録したIDでログインするとすぐに別冊を丸ままダウンロードできるリンクが表示されるというわけでもなかった。 それで、(1)の続きで、現代数学の面白いところをコンピュー…

別冊サイエンス:コンピューター・ソフトウェア、

表紙に見覚えがないので、本当にこの本を買って読んだのかどうか、筆者には確信が持てないのだが…前書きには「この別冊の論文は、SCIENTIFIC AMERICAN誌の1984年9月号(サイエンス1984年11月号)に掲載したものを再録した」とある。筆者が読んだのは、この11…

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