upLaTeXでparallel.styをつかって対訳で組版する

 最近、翻訳をもっぱらGPT-4 Turboにまかせて、その訳語の使い方に文句を言っているだけのような気がしてきたが、これこそ仕事が一段階アップグレードして、監訳しているということなのであろう。
 それで、対訳形式で組んだら読み合わせが楽かもしれないと、奥村先生のサイトのディスカッションを参考に、パラグラフごとに原文と訳文とを対比してみる。
okumuralab.org
 このままであると余白がかなり多い。ランシー・ローガンの筆者には、フォントをもう少し大きくできたら、読みやすくなる。いっそlandscapeで組んでしまおうと、試行錯誤して下記の通りとなった。

\documentclass[12pt,a4j,landscape,uplatex,dvipdfmx]{ujarticle}
\usepackage[textwidth=64zw,lines=32]{geometry}
\usepackage{amssymb, amsmath,latexsym,mathtools}
\usepackage[T1]{fontenc}
\usepackage[utf8]{inputenc}
\usepackage{txfonts,parallel}
\begin{document}
%
\title{論文タイトル}
\author{著者}
\date{出版日}
\maketitle
%
\begin{Parallel}[v]{0.45\textwidth}{0.45\textwidth}
\ParallelLText{
%\section*{original title of section}%必要に応じてコメントアウトを外す
original text
}
\ParallelRText{
%\section*{表題}%必要に応じてコメントアウトを外す
訳文
}
\end{Parallel}
\end{document}

 一家に一台レーザプリンターがほしくなるなぁ。

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