Windows 11は、 24H2から25H2への移行期にある。
筆者の管理するHP 250 G7 Notebook(Core i5-8265U)などの、いわゆる第8世代以降のPCやMINISFORUM UM890 Proには、自動的に25H2が降ってきた。
www.microsoft.com
一方、昨年退職後に九州デジコム様からかなりお安くお譲りいただいた中古第6,第7世代PCについては、マニュアルで25H2へのアップグレードを実施した。確実にうまくいくものなのかどうかは経験不足の筆者にはわからないが、何かのご参考になれば幸いである。
Panasonic Let's Note CF-SZ6(Core i5-7200U CPU @ 2.50 GHz, RAM 8 GB, Windows 11 PRO 23H2)
概要:第7世代Core i5。稼働中の23H2は、待っていてもWindows updateで自動的に24H2に上がることはなかった(そういうものらしい)。某機関との連絡に使用している自前調達機で、機関持ちでセキュリティーチェックソフトのインストール・常駐守備を義務付けられている。以前フリーのOfficeソフトをアンインストールする際に、何かのはずみでセキュリティチェックにかかるとすぐに三尸の虫:の告げ口がアップロードされ、機関のセキュリティ本部から確認依頼のメールが飛んでくる。というような厳しい管理下にある。23H2がサポート対象外となった暁には接続を謝絶されるのは必至である。かといって24H2をクリーンインストールしていては、セキュリティソフトの再インストールや設定などで、セキュリティ本部に出向かなければならなくなるため、23H2ですむうちはすませるようにしてきた。しかし、代替機調達の出費をおさえるためにも、25H2に穏便にアップデート*1できて、いましばらく使い続けられることを願っている。
サバ (id:savatrunk) 様のページでは、4つのアップデート方略がまとめられており、そのうちの「公開されているファイルのダウンロード等の操作やOSのコマンドの発行のみでアップデート可能な方略」を採用させていただいた。深く感謝する。
savatrunk.com
- Windows 11 ダウンロード (現在のリリース: Windows 11 2025 更新 l バージョン 25H2)のページから、「x64 デバイス用 Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする」に進む。
イメージファイルは7.4 GBほどあるので、ご注意されたし。
- ダウンロードが終わったら、Windows 11 ディスク イメージ (ISO) のアイコンをダブルクリックしてマイコンピュータに仮想ディスクドライブ(仮に)X:としてマウントされるのを確認。
- スタートメニュー>Windowsツールで、コマンドプロンプトのアイコンを右クリックし、「管理者として起動」する。
- コマンドプロンプトで現在ディレクトリをドライブ(仮に)X:にうつし、
X:>setup /product server
を実行。
- インストールの品質向上に協力するのチェックを外して次へ
- 引き継ぐ項目では、「ファイル、設定、アプリを保持する」を選択
- あとの項目はほぼデフォルトのままで「次へ」を選択していって、アップデート開始に進む
- ネットワークドライバの設定を引き継ぐため問題なくアップデート終了
タワーPC(Core i7-6700 CPU @ 3.40 GHz, RAM 8 GB, Windows 11 PRO 23H2)
概要:第6世代Core i7。現在稼働している23H2はWindows updateで自動的にアップデートされなかったが、インストールメディアから25H2のクリーンインストールによるバージョンアップは可能であった。
- 8 GB以上の空き容量のあるUSBフラッシュディスクを用意し、書き込み用のPCに挿した状態で:
- Windows 11 ダウンロード (現在のリリース: Windows 11 2025 更新 l バージョン 25H2)のページから、「Windows 11 のインストール メディアを作成する」に進む
- インストール メディアができたら、ターゲットマシンに挿したままで、SHIFTキーを押したまま再起動してWindows回復環境 (WinRE) を出して、リカバリーメディア(USBフラッシュディスク)からのインストールを選択
- インストール を進めて「個人用端末として」初期設定の段階でネットワークアダプタが認識されたのでスムーズに進んだ。ネットワークアダプタのドライバを指定して読み込ませるオプション画面も見かけたので、リカバリーメディアにドライバファイルを入れておく(あるいは泥縄で入れる)と大いに役に立つ可能性もある。
- インストール を進めて初期設定の段階でネットワークアダプタのドライバがあたらず、ネットワーク接続できない場合、マイクロソフトアカウントの確認ができないためにインストーラーが停止してしまい、以前のoobeの裏技が使えないため頓挫しかねない:この場合は一ステップ戻って「公共用の端末(?)」としてローカルアカウントの設定でインストールを継続することができるらしい