そんなことより《56連敗のスピリッツ》

 昨晩放送大学《日本語リテラシー》を観ていたら、起承転結の文体について、過去の朝日新聞天声人語を題材にして論じられていた。
 当時56連敗中の東大野球部を誇り高き敗者*1として紹介しながら、実は、転の段落で、大統領選での敗北を受け入れぬバッドルーザーの見苦しさを読者に想起させ、痛烈に批判されていることが紹介された。現在原典の記事本文に接することはできないように見受けられる。
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 ここ15年ほど「美徳」という言葉を使ったことがないのに気がついて、ため息をついている筆者には、この期に及んで寅さんを批判しようという意図はない。はしゃぎすぎてうっかり口を滑らせた責任を追求されて困っている友だちに電話をかけて、潔く敗北を認めるふりをしてでも、より良い負けを得ることが大切と助言してくれたりするのが真のパートナーシップだろうと、考えたりする。
 

*1:Google検索のAI曰く、敗れてもなお自らの信念や尊厳を失わず、敗北を潔く受け入れ、その中で得た経験や教訓を糧にする美徳を有する人物

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