手帳の巻末にほしいデータベース(2)

 先日頼んだEF-NEXアダプタが、本日まだぐっすり眠っているところに配達されてくる。
 14年くらい前にはCanon EOS 60DにEFレンズをつけて使っていたはずである。
 ところが今や保管庫の中に1本の在庫もない。先週末かなり時間をかけて調査してみたら、micro fourthirdsに移行するにあたって、売却してしまったようである。後日記>12本の手持ちレンズのうち2本だけM42マウントからアダプターを介してEFマウントになっている、Peleng 8 mm f3.5の円周魚眼レンズとKenko 500 mm F8ミラーレンズが残っていた。売り惜しんだというよりも売る機を逃したというべきだろう。
 大体において、2015年12月以来カメラもレンズも買ってないし、ふだん使っているレンズは3本だけである。それだけ、スマートフォンのカメラが実用になっているということではあるのだが、狭心症で倒れた時を境に、カメラやレンズの在庫を把握して使い方を考える大脳のどこかに不可逆な変化が起きてしまったのではないだろうかと心配になる。
 昔の手帳の巻末には、所有者のパスポート番号とか銀行口座などの重要事項をメモしておくページがあって、そこにはカメラの機種や製造番号を書く欄もあったことを思い出した。昔のカメラはそれこそ一生モノの耐久消費財であったから、盗まれたときの用心でいつでも見られるところに書いておいたのであろう。今どき製造番号が必要になるのは下取りに出すときだけだろうか。
 手持ちのレンズとフィルターサイズ、フードの型番、マウントアダプターくらいは把握しておいたほうがよいに違いないが、これはwish listと言えるかもしれない。

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