スターフィールド撮影2026(32)第30-31-32夜 夜露対策:レンズヒーターに助けられる

 1月16日から19日にかけて、黄砂は飛んできていたものの晴天が続き、月回りも最高なので、見境もなく、連夜の撮影を行った。
 世間では大学入学共通テストで、学生のみなさんも会場の大学教職員のみなさんも緊張を強いられる時間を過ごされている間に寝貯めさせてもらって、第30夜は、馬頭星雲とプレアデス星団、第31夜はオリオン大星雲とM81, M82、第32夜は、アンドロメダ大星雲とM81, M82を撮影。
 
 M81, M82は二晩がかりで177コマ(✕ 30 s)撮像した。光害地の上空を撮像するのでISO 1600でもカブってしまう。ISO 800で撮像した頼りないイメージをintegrateして腕がくっきり見える感激は筆舌に尽くしがたい。

 観測点は海抜100 mほど上がった山間の地で、冷え込みはかなり強く、レンズフード、カメラボディから防寒服や自転車にいたるまで露でびっしょり濡れる。
 
 ところが、レンズヒーターの威力でレンズには露どころか曇りさえつかず、つつがなく撮像を続けられることに感謝している。
 さらに、本製品はアストロトレーサーの動作に干渉しない。キャリブレーション・精密キャリブレーションの後で(カメラ一式を三脚にセットしてから)、ヒーターを後づけしてもアストロトレーサーは誤作動しないのがありがたい。

 ヒーターは触ってみるとほんのり温かいくらいの状態で、およそ4時間稼働させると、20000 mAhのモバイルバッテリの充電量表示が40%台になる。大体15 Wの発熱量ということだろうか(市販のひよこ電球が40 ~100 Wらしいのであっているだろうか)。昨年のクリスマスに新調したモバイルバッテリ2個を、レンズヒーターと電熱ベストに使っている。
 熱的平衡状態に落ち着いた頃を見計らってフォーカスを確認しているが、温度勾配によるフォーカスの狂いは、把握できていない。

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