1月16日から19日にかけて、黄砂は飛んできていたものの晴天が続き、月回りも最高なので、見境もなく、連夜の撮影を行った。
世間では大学入学共通テストで、学生のみなさんも会場の大学教職員のみなさんも緊張を強いられる時間を過ごされている間に寝貯めさせてもらって、第30夜は、馬頭星雲とプレアデス星団、第31夜はオリオン大星雲とM81, M82、第32夜は、アンドロメダ大星雲とM81, M82を撮影。
M81, M82は二晩がかりで177コマ(✕ 30 s)撮像した。光害地の上空を撮像するのでISO 1600でもカブってしまう。ISO 800で撮像した頼りないイメージをintegrateして腕がくっきり見える感激は筆舌に尽くしがたい。
観測点は海抜100 mほど上がった山間の地で、冷え込みはかなり強く、レンズフード、カメラボディから防寒服や自転車にいたるまで露でびっしょり濡れる。

ところが、レンズヒーターの威力でレンズには露どころか曇りさえつかず、つつがなく撮像を続けられることに感謝している。
さらに、本製品はアストロトレーサーの動作に干渉しない。キャリブレーション・精密キャリブレーションの後で(カメラ一式を三脚にセットしてから)、ヒーターを後づけしてもアストロトレーサーは誤作動しないのがありがたい。
熱的平衡状態に落ち着いた頃を見計らってフォーカスを確認しているが、温度勾配によるフォーカスの狂いは、把握できていない。
