DX Atlas − 薄暗い室内でも使えるデジタル版「万能日時計」

 DX Atlas 2.25は、Azimathと同種のソフトウェアで、電離層の状態などもグラフィカル表示する機能を持っているようなので、さらに高機能なものなのであろう。
 筆者は、デジタル版「万能日時計」としてしか使っていないのだが、Azimuthal表示にすると、地球全球面が2次元の円に投影されるのである。これはオリジナルの万能日時計の著者も想像できなかった、デジタルならではのメリットかもしれない。現在地を画面中心に据えると、太陽が天頂に来ている地点がベトナムからインド、アフリカへと進み、それにつれて夜の領域が動いてきて当地もリアルに薄明を迎えるわけである。
 これはなかなか見飽きることのないソフトウェアであって、背景がリアルな衛星写真に変えられたりすれば、さらに一般受けするのではないかと考えるのである。

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