昨日、速達の封筒の宛名書きをしているときに、ふと中津川市という地名にはっとした。
辻畑隆子さんの国内設置作品のページに、中津川市の《∞風》が紹介されているのである。ただし、市内の詳しい設置場所の地名は不明で、画像検索しても他の画像は発見できないところから、あまり人が注目する場所に設置されているように思えないのである。
上記の画像を詳しく観てみると、横には、ものすごい本数の三相交流電線を配架する電柱とのこぎりのような屋根の建物が3棟写りこんでいる。影から判断するに、南から北を向いて撮影しているようなので、横の工場らしき建物は東西方向に伸びているに違いない。とあたりをつけてGoogle mapで空から探しても、構内のストリートビューがないので、どうにも埒が明かなかった。
思いあまって中津川観光協会様に情報提供をお願いしたが、お返事を頂戴するにいたらず、観光資源としてのご認識はないようなのであった。というのが心の琴線に触れるまでの経緯である。
作者ホームページにご連絡用メールアドレスを見つけたのを幸い、お教えを請うたのであったが、お返事をいただく前に、自力で生け垣越しに構内の彫像の見えるポイントを突きとめた。が、どう考えてもホームページに載っている画像が撮影された時から2022年10月のGoogleカーのスキャンまでの間に移設されたように思われてならない。
工場の敷地内なので、LiDAR scanは謝絶されるのであろうか。
