PhaseTech UDIF7

 以前金田先生の本のどこかでDAC基板とジッタリングについて言及されていたのを読んで、もう一度読み返そうとしてもどこか思い出せず、もどかしい思いを持っていた。秋雨前線の雨の明け方目覚めて、職場まで傘をさしてウォーキングして豆御殿号を引き取り、それに乗って近隣のスーパーストアでノンアルコールビールを買ってきて朝風呂からあがって、iPad Airで系統的に探して、やっと金田明彦《音楽ファンのための自作オーディオ電流伝送方式オーディオDCアンププリアンプ&デジタルオーディオ編最新版9機種》p. 182にたずねあてぬ。

 「われわれ自作オーディオマニアにとってうれしいのが」と紹介されているのが、「フェーズメーションのUSBデジタルインターフェイス基板UDIF7」(原文ママ)で、出力にI2Sがあることや、「高精度のクロックジェネレーターを搭載しているので、アシンクロナス転送でPCにフロー制御をかけると、低ジッター動作が期待できる」ことが説明されている。
 実際にフェーズメーション社のページを訪ねてみてもたずねあたることなし。思いあまって「フェーズメーション UDIF7」でグーグルの画像検索してみると、2010年頃にフェーズテックブランドで売られていたようである。その後ブランド名はフェーズメーションに変更されている。UDIF7単体はディスコンのようであって、その基板を組み込んだUSB D/DコンバーターHD-7D192として売られているようである。
 外部クロックジェネレーターユニットHD-7Rb(こちらもディスコン)のページによると、オーディオクロックのゆらぎによるジッタリングは、自然な空間再現性を妨げるということである。

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