金田先生「お気に」のCDを買うついでに

 「電流伝送式」の2巻に収録された記事の末尾の「本機の音」の項には、割と具体的な楽曲名が書かれていることが多い。それ以前は個々の楽器の音などに言及されても、具体的な曲が紹介されることはなかったように思う。具体的な楽曲における楽器の動きが、より高い分解能で聴き取れるようになったのであろう。
 その中には指揮者やオケまで指定してあるものもあれば、単に楽曲名のみのものもある。ジュリアーノ・カルミニョーラのヴィヴァルディ《四季》とショルティ指揮ロンドン交響楽団マーラー交響曲第2番「復活」》は前者の例で、いつの録音かまで確認したわけではないが、発注。
 >後日記:金田明彦氏製作「電流伝送DCアンプ試聴会」の曲リストを拝見すると、これは「金田先生のお気に」をかけまくる試聴会らしく、大いに参考になる。異なる演奏者の盤が使われていたりするのが興味深いところである。
 ついでにアバド/ウィーンフィルのモーツアルト《交響曲第29番》とかクルト・マズア/ゲバントハウス管弦楽団のメンデルスゾーン《交響曲第4番「イタリア」》も2枚で81円なのでついでに注文してしまう。いずれも今は途絶えてしまったが、SkyA+サテライトクラシックで親しんだ演奏である。
 

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