エンクロージャー探訪の旅

 14時頃からCEOとリサイクルショップを歴訪。
 ブックシェルフタイプのスピーカーを在庫しているところは多いのであるが、スペース効率のよくないフロア型のスピーカーを置いているところはかなり少ない。
 調べた限りでは、HardOFF橋本店、フリーマーケットACB南店、リサイクルショップフルツール寺塚店にはなく、諦めて帰りかけたところでCEOの記憶に頼って入ったBookOFF Plus福岡野多目店でPioneer CS-F990を発見。昭和58年製、7,980円の値札が3割引になって、6千円弱で2-wayのエンクロージャーが手に入り、大満足で帰ってきた。
 持って帰ってLepy 2420と結線し、exPro X2のDouble Twistプレーヤーでmp3ファイルを再生してみたら、ウーファーもツイーターもちゃんと音が出る。とりあえずウーファーの交換ユニットは必要なさそうである。
 ご近所の手前、バスレフが動作するほど再生音量を上げられないが、マーラーの5番のfffなど酸欠状態で窒息寸前の演奏のように聴こえてしまう。音域が広がって響きは自然に感じる一方、ネットワークフィルタの調整ボリュームを触ると接点の音がつきまとっていることがわかる。早くマルチアンプ構成にして、ケーブルをスピーカーの端子に半田付けしたいものである。
 これを亡父への父の日のプレゼントとする。と聞いた母刀自は、大きなスピーカーを処分して引っ越してきたのを責められたように感じたようであった。身軽に引っ越して落ち着き先で揃えればよいので別に責めているわけではなかったのだが、考えをうまく伝えるというのは、いくつになってもなかなか難しいものである。

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