The North Faceフューズボックス

 ご挨拶を無茶ぶりされたところで、早目に辞し、帰りの便を待つ間に、渡辺通りのプラットホームで黒のフューズボックスを背負っている若者を見かけて、そういえばタンボーの相棒もからげていたなと思ったのであったが、その生地はターポリンではなく、コーティングされたゴム質のビニールに変わったらしい(未確認)。筆者は円筒形のBase camp daffle派であるけれど、Sサイズは実はかなり長さがあるのでFixer 6を取り付けても荷台から後ろにはみ出る感じになるのがかっこ悪そうなのである。それならもう一つ小さいXSサイズを新調してはどうかということだが、それではSサイズをどうするか―材質がターポリンではなくなっている上に、すでにリクセン化で穴を開けてしまっているので売却は難しそう―というので、くよくよ悩んでいるのを思い出して、座席に座ってくよくよ悩みながら帰ってくる途中、今度は斜め向かいの若者が迷彩柄のフューズボックスを大事そうにかかえているのに気がついた。ここまでくると筆者にも、巷で流行っているらしいことがわかるというものだ。
 さすがにフューズボックスをMTX化して、背負うたびに背中にアダプタがゴツゴツ当たるのは避けたい。

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