生活をウルトラライトウェイト化するということ

 一昨年のお正月の豆御殿号の輪行の旅では、ノースフェイスのBase Camp Daffle Sをリクセン化して使って大変よかったのである。リクセンカウルのアダプタは、ハンドルかシートポストにアタッチメントをつければどんな自転車にでも対応可能という心強さがある。
 一方で、長征壱式のリアにはTOPEAKのMTXシステムの荷台をつけている。こちらはFixer 6というアダプターでかなりの荷重に耐えられる魔法が使えて、Ai-S Nikkor 400mm F3.5 [ED]の運搬には、MTX化したアルミケースを用いている。もちろん、アダプタ付きのTOPEAK純正のトランクケースも何種類かの容積のものがリストアップされているのである。
 長征壱式でウルトラライトな自転車旅に出かけるなら、純正のケースを用意すべきだろうか、あるいは必要な容積が決してから考えるべきだろうかと先週から悩んで、amazon.co.jpほしい物リストに入れたり発注したりキャンセルしたりした。そのうちに、もっと安いGiantのバッグがあるのに気がついた。これをMTX化すればよいのではないかと考えて、Fixer 6を2個買い足したのである。
 ところが、防湿庫に入れっぱなしにしておいたレンズをことごとくカビにやられてしまったことを反省しながらウルトラライトの思想を考えているうちに、両者が混じりあってしまって、時々しか使わないようなものはその時だけ借りるか、使い終わったところで処分すべきという原則に到達したのである。手許にあるのはいつもメインテナンスする手間をかける値うちのあるものに限るということだ。そこで、BCダッフルのリクセン化したのと反対側にFixer 6を2個直列につけて、MTX化してはどうかという着想を得た。これならどちらのシステムにでも対応できて、自転車旅に使えるということだ。
 

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