LAXに移動

 昼下がりの宿舎ロビーの気温が、おそらく40℃を越えていて、熱中症になりそうな雲行きである。出発まで9時間、バゲッジチェックインまででも6時間もあるのだが、とにかく空港に避難しようということになった。お世話になったフロントのラテン系の女性に呼んでもらった車は、どう見ても普通の自家用車なのであるが、空港まで$50で交渉成立。
 空港では早速Sushi Kidsー小僧寿しーでカリフォーニアロールを頂き、お土産物店でShee'sのキャンディーボックスを買う。免税店でお財布を買うのもミッションの一つであったが、二つ折りの財布は例外なく小銭入れつきで、ホックかファスナーで留めるようになっているので、腰のポケットに入れているとその突起でカードが曲がったりヒビが入ったりする恐れがある。ブランドモノにこだわるようなセレブな方々に小銭入れと一体化した財布の需要があるのかどうかは筆者の理解を越えるのであるが、小銭入れと一体化していない財布が見つからないので諦めざるを得ない。
 ANAのカウンターが21:40まで開かないことを確認して、出発ロビーの上の階の待合スペースで土産物をゼロハリバートンに詰め込んで待機。iPadで《旅と道具》を読みながらうとうとしていたのであるが、iPadを入れたビニールバッグにはパスポートも入っているので、これをサッと持ち逃げされると結構危ない。
 18時頃に意を決して、reLAX loungeに入る。ANAカードを見せたら2割引きで3時間$24.00。軽食・飲み物がフリーで、ゆっくりくつろげるチェアがあって、あまり混み合っているわけでもない。待ち時間の間の食費や飲料水代を充分にペイする上に、WiFiがつながり、バッテリを満充電状態にできた。かなりお得なサービスであった。

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