野良ロケ

 社屋が関係者以外立ち入り禁止になっているのをよい口実に休養日にあてようとしたら、1300時からCEOが新しい生徒さん候補のインタビューをするというので家を追い出され、バーチャル失業トライアルの様相を呈した野良ロケに出発。
 寒さが和らいだこともあり、Nepucaのスーツを上下2枚重ねしていると汗ばむくらいで寒さは全く気にならず。室見川を下り、海沿いに伊崎漁港から長浜へ。ドックに上がった巨大な船の船底のバイオフィルムを撮影。
 その後福岡タワーの脇に沈む夕日や夜の博多湾を航行する船や飛行機の光跡など撮影するうちに、Lumix G1がバッテリ切れのアラーム音とともにシャットダウンするのを初体験。公式発表ではファインダー撮影時で350コマ撮影可能(CIPA規格)となっているが、今回のレコードはフルチャージで最高画質のjpeg画像を2400コマ撮像である。気温の低い環境でマニュアルフォーカスのFDレンズを使っているなど、かなり変則的であるがこれが実測値というものである。
 そこでたった6年前のデジカメ事情を回顧するに、例えばPowerShot G1とかIXY digitalとかLumix F7などは、スイッチONしたが最後、まるでエヴァのようにバッテリが切れるまでの時間を心配しなければならないか、メモリーカードが満杯になって撮れなくなってしまうか、いずれかの心配をしなければならなかった。いまだに解放されたわけではないが、バッテリにもメモリにも余裕のある状態で一日を終われる日がほとんどである。ただし、押さえたいモチーフは、バッテリが切れたり、メモリがなくなった後にも次から次へとやってくるものではあるが…。見方を変えると、バッテリをフルチャージすると10 GBの撮像イメージが取得できるので、今のキーポイントはバックアップ用のハードディスク容量ということになるであろう。[カメラ]

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