快晴の一日。年末進行で、キャンセルあり、ダブル、トリプルのアポ変更は当たり前である。まあ、それも今週1週間で終るという、希望のような諦めのような気分にて営業。日が落ちる頃には疲れはて、さすがに一重のNepucaを透して寒さが身にしみるようになる。
三日月の横で素晴らしく輝く木星に誘われ、重ね着用Nepucaを取りに帰り、ついでに、本日到着のAi-s Nikkor 400 mm F3.5とNikon F mount-micro fourthirdsマウントアダプタの開封の儀。
例によって冷え切った廊下に何も言わずに置いてあるので、逆に戸外に持ち出してもレンズの温度を平衡させるための待ち時間は不要である。早速レンズとアダプターをLumix GH1につなぐ。Ai-s Nikkor 400 mm F3.5の前玉の口径は500 mm F4.5並みで10 cmを越える。そして、その後ろの鏡筒はぎゅっと絞られてFD 300 mm F4LかAF Nikkor 180 mm F2.8 [ED]並みのスタイルなのである。それで、結局FD 300 mm F4Lの先端に黒い丸型の蛍光灯のカサがついたような妙な形状のずっしりしたレンズである。
月面および地球照撮像試験の結果は、ハイコントラストでシャープで文句のつけようがない。さすがNikon、さすがEDレンズとうならされた。[もっと光を]