確定申告関係の記事を読み返していて、ふとCampco Photo Safari Vestのポケットの配置が、昨年末に購入したROTHCO OUTBACK PHOTO JOURNALIST VESTとそっくりであることに気がついた。特に規格があるとも思えないが、定番のデザインというか型紙が存在するようである。
とは言うものの、何しろ銀塩時代のフォトジャーナリスト用の設計であるから、デジカメとiPhoneの時代には何を入れていくべきなのかわからないポケットも多い。
トリプルnepucaの上に羽織って、予備バッテリーパック、SDカードケース、スイスオフィサーズナイフ、鍵束、測量野帳、シャープペンシル、GPS logger、レンズペーパー、iPhoneと小銭入れが入ればよいのである。というので、右側のフィルタ入れとかレンズポケットなどはいつも空のままである。
このうち、バッテリパックとiPhoneは防水対策のポケットならなお良いのだが、銀塩時代には雨に濡れて困るフィルムは大抵防水のケースに入っていたから、ポケット自体に耐水性を持たせる意味合いはなかったのであろう。しかし、21世紀に生き残ったフォトジャーナリストは、ショートさせると爆発するLiイオンバッテリや濡れたら画像ファイルを消失しそうなメモリカードなどを安全に持ち歩けないといけないのである。このあたりに21世紀のベストのグランドデザインがあるかもしれない。[BDU]