平成22年度確定申告

 住基カードのリーダーは年に1度しか使わないので、なかなかその所在がつかめないことが多い。昨年はCEOが、金銭感覚による主婦の潜在記憶の活性化のおそろしさを立証する形で見つけてきたが、今年は芳しくなく、ついにヤマダ電機で購入した。
 それで、日曜日の晩に申告しようとして、住基カードの暗証番号を5回連続間違って、カードがロックされてしまった。
 (たぶん)正しい番号に思い当たったのに、後のお祭りである。ロック解除の手続きは、発行された区役所でなければできないし、もう締め切りまで日にちがない。
 本日夕方CEOの車にて区役所に乗り込み、ロック解除をしていただく。電話で窓口受付時間と持っていくもの(住基カードとパスポート)は確認ずみである。どうもウチの区はまだ電子申請を導入している世帯は少ないようで、夕方の混んでいる時間帯にもかかわらず待ち時間0でそのまま担当デスクに案内された。
 それで、端末でロックの解除をしてもらって、思い出したパスワードが通るのを確認して退出。あまりにうれしかったので、料金とか払わずに出てきたけれど、よかったのだろうか。
 それで、申請書類を整える。最も手間がかかるのが医療費控除で、今年は白内障と網膜裂孔とで筆者の領収書が一番多い。いちいち医療機関の住所、名称と領収金額を打ち込む必要あり。それでも上の行をコピーボタンがあって、なかなか救われるのであるが、帰省しているまん中の子に頼んだら、あれよあれよという間に医療費明細書ができあがり、大変楽をして電子申請を終えることができた。
 それで、来年の申請に向けて、カードリーダーをどこにしまうかという段になって、家族が口々に「仕舞い場所をブログに書いておけばよい」「Evernoteにも書いておくべきだ」とおっしゃるのである。まさにしたり。それにしても、ブログやEvernoteを筆者にエバンジェライズするとは、うちの家族も大したものである。どこに行っても大成するに違いない。
 肝心のカードリーダーは医療費の領収書を時系列で蓄積する箱の下にしまった。おそらく、機能的に不可分なものはまとめておけ、という発想が筆者の中にはあるのだと思うが、それでなぜ去年はそうならなかったのか、そこに疑問あり。[恒例行事]

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