Lowepro PhotoTrek Classicの撥水加工

 日没後、隣家が窓を閉めた頃をみはからって、PhotoTrekに防水スプレーを吹く。もともと側面がグリーンであったのが、防水スプレーで精悍なダークグリーンになった。
 ◯桶の蓋をあけるためのファスナーラインに直接雨が降りかかることのないよう、フラップがかぶさるように設計されている。それで、そのフラップを含む側面とか縫い目にたっぷり撥水処理を行って、かなり安心したのである。
 一方で、ショルダーベルトの付け根あたりに不安要素を発見。ショルダーベルトは格納部にしまってファスナーを閉じることが可能なのであるが、背負うときには格納部のファスナーは開けっぱなしになる。豪雨の中を背負って帰らないといけないような場合、その格納部に雨が降りこんでしまいかねない。そこから布一枚隔てて内側はメインのコンパートメントなのである。ここが防水対策の急所となる危険性あり。このあたり、設計ミスというよりも、雨の多い日本での使いこなしの工夫ということになるのかもしれないが、廃番になった理由はひょっとするとこのへんにあるのかもしれない。[BDU]

本ブログではamazon associate広告を利用しています。