帰国

 到着2時間くらい前、すなわち到着地時刻は真夜中の3時頃に朝ご飯が供される。台風で揺れるため、温かい飲み物は出しませんという(ことであったが、後でホットコーヒーにありつけた)。
 しっかりしたステンレスのスプーンとフォークのセットでラザニアをいただきながら、スーツケースに入れて持参したスイスオフィサーズナイフには今回出番がなかったことを思った。むしろ、ナイフとフォーク(スプーン)とに分離できる5徳ナイフを持参すべきであったと追想する。他になくて困ったのはヒゲ剃りと爪切りで、前者は国内の宿舎なら大抵は用意されているのでつい油断してしまったことを後悔しながら現地調達した。後者は以前ノースキャロライナ州チャペルヒルのショッピングモールで現地調達した記憶があるが、あまり切れ味のよいものではなかった。爪切りは甘皮切りナイフがついていなければ機内持込みも可とされているが、機内で使えないとどうしても困るものでもない。反面、洗濯洗剤を50 mLポリエチレンチューブに入れて持参したのは大変よかった。前回のホノルルでの経験が役に立っているということだ。このあたりの身の回りセットを組んでスーツケースに格納するのを次回の教訓にしたい。
 下痢は止まっているので検疫はそのまま通過。入国審査、荷物のピックアップ、通関と問題なく進む。
 日本の領土に帰ってきての初仕事は、国内線乗り継ぎのバゲッジチェックインに並ぶことである。LAXで発券の搭乗券にはboarding timeが記入してあって、乗り継ぎまで1時間もないように思えて大変不安である。エクスプレス扱いを要求してファーストクラスのキューに並ばせていただく。

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