佐藤忠良作品を巡る旅


佐藤忠良《レイ》
 土曜の朝7時台から御堂筋を散策。この時間帯なら通りは(40年前の)黄金週間中のように人通りもなく静かで、ScaniverseのSplatモードで3D Gaussian spalattingするのに最適である。撮像して、次の彫像に向かって歩いている間にsaveして、次の彫像を撮像して…という、ちょうどムソルグスキー展覧会の絵》のプロムナードをはさんで小曲が連続していくリズムで次々と気持ちよく撮像。
 彫像のほとんどは1 mくらいの高さで、ロッドなしでも像の頭頂部を撮像できた。彫像の背面(道路側)にはほとんど回り込むスペースがないが、柵を越えて車道に出るのははなはだ危険である。鋳肌は美しくお手入れされ、黒光りしていて、快晴の朝で強烈な陽光(またはビルのグラスウォールからの反射光)があるシチュエーションでは、少し難しい。Splatモード撮像中は、iPhone 14 Pro本体がほとんど発熱しないのでCPUクーラーを忘れてきたにも関わらず助かった。また、バッテリ消費もMeshモードとは比較にならないくらい省エネであった。結果は後日。

 ちなみに、退役前の執務スペース引き払いを直前まで行っていたせいで、疲労困憊のあまりCPUクーラーとロッドに加えて毎朝服用しなければならないお薬を持ってくるのを失念してしまった。
nianticlabs.com

 

数学の力で医学の真理に迫る

 特に出された本を宣伝されているようでもないが、なかなか「真理」に迫ることが話し合われていて素晴らしいと思った。また、立場(職種)の違いによって関心の持ち方やアプローチのしかたが異なるという点も、わかったつもりでも気付かされるところが大きい。
www.igaku-shoin.co.jp

TeX Live 2024

 退役後の執筆のための基幹ソフトウェアTeX Liveが2024にアップグレードされたので、喜び勇んでTeX Live 2023をアンインストールしてインストールしたのだが、2023の時にBiberを使えるように設定を少し変えたことをぼんやり思いだして大いに慌てた。
 たった3か月前のことですらこうなので…来年も困らないように、参考ページをリンクしておく:
ngarts.hatenablog.jp
 ついでにdeepL chrome機能拡張を入れて効率的よく対訳組版できるようにしてみる。
ngarts.hatenablog.jp

あと2週間

 あと2週間となって、メールアカウントやMicrosoft365のアカウントの退役後の失効がアナウンスされてくる。
 どこかのwebサービスに社の公式アカウントで登録しているような場合、認証メールが届かなくなって困ることに不意に気がつくおそれは十分にあって、これは地雷にたとえられるかもしれない。
 もう少し早い時期から警告してもらったほうがよかったようにも思うが、それだと退職勧告されているように勘違いする向きもあるかもしれない。

Moralerspaceフォントを使ってみる

 一昨年手術した方の網膜が腫れて、フォーカスがあわないというか視界がぐにゃりとなるのを、ステロイド注射などで抑えて、だましだまし仕事してきた。抗炎症薬の点眼のおかげか、一応腫れはひいたようなのであるが、ふだんVSCで作業するようなときも、視認性の高いフォントに変えられないかとずっと思ってきた。というような時に風呂の中でMoralerspaceフォントの紹介記事を読んだ。WYSIWYGで一文字ずつ行端調節するような場合でも、最終的にLaTeXで美しく組む場合でも、提出直前まで読みやすいフォントで推敲できるのはありがたい。yuru7氏に感謝である。
forest.watch.impress.co.jp
 いろいろバリエーションがありすぎて、まだ一番好みの書体を見つけた確信はないが、ゴシック体全角文字の幅の3/5の幅の半角Courier体を合わせたMoralerspace Xenon JPDOCなどかなり読みやすく感じている。
 

CEOはお米と食品を調達するというが

 退役を前に送別の宴シリーズの開幕となった。
 退役記念のお品はカタログで選んで頂戴するのがいまどきらしいのである。
 カタログを最初から最後までめくっていく、その途中から何か勿体をつけた厳選品をほんのちょっとだけというトレンドに出るのはため息ばかりであった。筆者のほしいものなどどこにもない!ほしいのはベッドサイドに置いて、ビデオやプロジェクタのリモコン置きに使えるマグネシウム合金製のNeXTcubeの筐体、その一点のみ。中身も通電確認も不要である。
 まず、カタログの中から、日本橋のジャンク屋さんの厳選ジャンクをたっぷり特集したカタログを選んで、そこからほしいものを選べるようなビジネスモデルはないものだろうか。
 いや、いまどきは3Dプリントという手があったか…
arkouji.cocolog-nifty.com

鳥山 明(Apr 5, 1955-Mar 1, 2024)

 ご冥福をお祈りする。
 急性硬膜下血腫でご逝去とのことで、昨年慢性硬膜下血腫を除去する手術を受けた筆者には、他人事とは思えない。
 しかし、作者がたった3つ年上で、1980年にデビューしてDr. SLUMPをヒットさせた時には25才であったということに驚いている。登場人物の多彩さや、作画にもストーリーにも隙がなくて、もう一回り年上の作者の手になるのではと思いこんでいた。

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