ブルカニロ博士の「地理と歴史の辞典」

 《あの本、読みました?》で青山美智子氏が推薦された一冊から思い出されるのが宮澤賢治《銀河鉄道の夜》で、カムパネルラの退場に続いて登場するブルカ二ロ博士が持っていた、大きな「地理と歴史の辞典」であった。
 その辞典は、時代にしたがって地理と歴史観の進化を見開き2ページ(いまどきならgraphic abstractということであろうか)でまとめているが、これが今日まで改訂され続け、宇宙開闢からコロナ禍の時代までの空間と時間の進化を主題にした辞典になっているとしたら、こんな感じではないだろうか?放送大学宮澤賢治と宇宙》を聴講しながら探求してみたい。

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