Evernoteデータベースの再構築

 昨年の年末あたりからWindows 11のMINISFORUM X400で、起動直後にEvernoteが立ち上がって、しばらくしてデータのsyncをはじめるあたりで落ちてしまう症状が常態化していた。ヘルプページでは一度全部消して再インストールすることが推奨されるのであるが、あまり症状に変化はなかった。また、Windows 10の基幹マシンでも同様であった。
 このため、新規ノート追加もままならず、ノートは49900あたりで足踏みした。そろそろEvernoteの後継アプリを探さなければならないのかとため息をつきながら、ブラウザでオンライン版を使ったり、文献管理はPaperpileで当座をしのいだりしてきた。
 ところが不思議なことに、ONEXplayerではEvernoteが落ちることなく動くのである。インストール後、事情で数日つけっぱなしで放置している間にうまい具合にシンクをすすめてもらったおかげと勘づいた。
 これをヒントに、X400で一度古いアプリとデータベースを全部片付けてしまって、最新版(10.75.2-win-ddl-public (20240209100602)をクリーンにインストールし、Evernoteローカルデータは容量の大きい第2SSDに置くように設定変更してシンクさせてみた。およそ5日間かけて、データベースフォルダは少しずつ成長を続けていて、現在203 GBに到達。少々ヘビーに検索をかけても落ちたりしないのはご同慶の至りである。
 ファイル数196,746、フォルダ数36,952で、(ノートごとにフォルダを作るとすれば)現在クラウドにある50,551のノートすべてのシンクにはまだ少し時間が必要なようにも思われる。
 使い始めからちょうど5,500日、外付け大脳皮質に1日あたり平均37.8 MBのサイズのノートを9,2ずつ蓄えてきたことになる。
 後日記(2024-03-03)>現在のX400のEvernoteは、50605個のノートが収蔵されていて、オンラインとも整合しており、ローカルのデータ格納用フォルダには47607フォルダー、249,706ファイルがあって、トータルのサイズは263 GB。落ちることもなく快適に使えている。次の原稿は、まずEvernoteに蓄えた新聞記事などで参考文献リストを作って、それをつないで書き進めることにした。

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