5月の大型連休の間にマッシブスキャンしたのをどんどんEvernoteに放り込んで、月間quotaぎりぎりまで詰め込んで5月の締日を過ぎたところで、基幹PCで同期が取れなくなった。
毎回99%のところでコケて、異常終了してしまう。正常終了しないと残りの容量もアップデートされないし、毎日増えていく新規ノートのアップロードもままならず、窮地に追い込まれてしまった。
一計を案じてWindows版でCntlキーを押しながらのhelpメニューで出てくるデータベースファイルの再構築など試してみるが、一昼夜かかって最後はsegvってしまっていた。
本日はデータベースファイルをSSDに移して、高速化をはかりつつ試してみたが、埒が明かず。
しようがないので、いちからデータベースを作り直すことにする。
Evernoteをアンインストール後、データベースフォルダの中身をさっぱり消去して、Evernoteをインストールし、立ち上げてログインすると初回の同期が始まって、ノートのダウンロードが始まる。
Webベースで確認すると「37,943個のノート」があり、30,000ノートを越えてからの増加は1日あたり28.1ノートで、マッシブスキャンの影響でかなり増加率が高い。
これまではあちら側に行ってから読む本を準備するつもりで自炊してきたが、実際のところ本を読む暇もないほど自炊したりEvernoteのメインテナンスをしているようでは何のための人生かということになりかねない。
ということで、Evernoteの6つのプロセスをreniceして優先度高でCPUの冷却ファン全開で同期を継続中である。
ところで、Evernoteのオプションメニューには「ハードウェアの加速化」というチェックリストがある。詳細についての説明は見つからない。チェックを入れてCPUがクロックアップするわけではないが、Evernoteが分身の術を使ってEvernoteSubprocessを増やして分散処理をしているようである。GPUも加速に役立つようなアルゴリズムがあるのかどうか、筆者にはよくわかっていない。