霧箱への憧れの思い出

 8月を迎えて、筆者のカウントダウンも243日、あと8ヶ月を切った。
 熱中症対策で経口補水液のパックを氷結しておこうとドライアイスの入手先を探すうち、つい霧箱の通販ページにたどり着く。
 244日後以降、昼間は全天の雲と太陽面、夜間は全天の星と月面をリアルタイム監視して、何か異常があったらLlaMA 2からビーチコーミングをやっているところに連絡が来るような、年中夏休み生活に憧れているが、今はゆっくり考える余裕がない。
 今頃の季節になると、市立図書館で借り出した《アマチュア科学者》霧箱のことを思い出さずにはいられない。このままモヤモヤした思いを持ったままで一生を終わるのかと思っていた矢先、「世界一」で本物を拝見する機会に恵まれ、感激のあまり小半時張り付いて飛跡を見つめていたのは、もう5年も前のことになった。コロナ禍で、その機会もなくなり(復活の兆しがあるとも聞くが)、簡易版霧箱による宇宙線のモニタリングを追加しても悪くないのかもと思っている。

 というのでPink Floyd プラネタリウム特別上映会The Dark side of the Moonを発見した。
 退職記念上映会とかできるとうれしいのだが。とちょっと想像してみる。
www.fukuokacity-kagakukan.jp
 後日記(2023-08-07)>書いているうちに、50年ほど前の夏休みにプロカメラマンから見せびらかされた巨大なキノコのようなFisheye-Nikkor 6mmに連なる「憧れ」が深層心理にあることに気づいて、Lumix G7MkIII用円周魚眼レンズを購入した。ある程度高い場所に設置しないと地上の人工物が映り込んでしまうので、水平に高く掲げるように設置し、データ通信や充電のためにUSBケーブルを張り、風雨の対策をしなければならないが、そんなことならいくつかの監視カメラで夜空をカバーするだけでよかったのかもと気がついた。

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