昼すぎからオンラインミーティングに参加。
4回連続の初回で、次回からはミーティングの後オンライン合宿もあるという。
本日のプレゼンで印象に残ったのが、「選択と集中」よりも「多様性と分散」であった。語られた文脈ではなく、あえて別の喩えで説明するなら、かのGE社は、不採算部門を切り離して儲けの多い部門に注力することで、短期的な増収増益をあげて、実にそれがドラッカー氏の助言に基づいているように書かれたりしているようである。
進化の歴史での生き残り戦略は、平素から中長期的な視点で「多様性と分散」を進めておき、いざ危機的状況に陥った場合に、自然淘汰された部門に「選択と集中」をするしかないということであろう。
いま多くの事業が中長期的な計画の見直しを迫られる危機的状況の中、組織存続のための選択と集中以上の優先事項があるかどうかは、やはりそれぞれに異なり、多様であるということだろう。
