どうやって手持ちCDのリストを簡便に作成するか

 中古CDの棚を見ていくうちに、このCDは持ってたっけ?ということが起こる。この間買ったマーラーの2番は、ショルティのだったかマゼールのだったか?
 検索してみると、某知恵袋サイトでは、CDのバーコードを読み込んでデータベースを構築するiOSアプリが紹介されている。筆者の手持ちのCDはまだバーコードがデフォルトで付かない時代のものなのか、それとも添えられた帯が無くなっているためなのかバーコードの見当たらないものが多い。また、試しに読み込んでみるとデータベースにたずねあたらないエラーが頻発して、これなら手打ちしたほうがまだましかもしれないという印象なのである。
 そもそもiTunesで読み込んで外部データベースと突き合わせてアノテーションが終わっているデータがあるのに、これを活用しない手はあるまい。iTunesのFileメニューからライブラリ→書き出しを選んで「ライブラリ.xml」ファイルをexportできる。ところが、このファイルは手持ちのExcel 2011でもGoogle spreadsheetでもparseエラーになってまともに読み込むことができない。ところが、不思議にもiTunesのアルバムか曲名表示で「すべてを選択」して「コピー」したのを、Excelで「ペースト」すると曲名、アルバム名、アーティスト名がスプレッドシートに表示される。筆者の場合には3096曲、221枚のアルバムがあったので、一応アルバム名で集約したリストを作成した。
 これで買ったことを忘れて2枚目を買ってしまうリスクを回避できそうであるが、逆に、過去の名演奏の録音をマイナーレーベルがシリーズ企画モノの一枚として復刻したりしているのを見落としてしまうリスクへの対策として、wishlistも付け加えて、Dropboxにあげておく。これは中古CDショップめぐりの際の強力な「外付け大脳皮質」になるに違いない。「このじじい、ネットの相場を調べてやがるな」などと白い目で見られそうにも思うが…

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