ALAC(Apple Lossless)の情報(タグ)はVolumio 2から見える

 iTunesでALACにリッピングすると、GracetoneのデータベースからIDタグに情報がセットされた.m4aファイルが生成される。これを、USBフラッシュメモリにコピーしてRaspberry Piに挿すとVolumio 2で曲名が表示される。
 WAVで保存した時も、アーティスト名、アルバム名でディレクトリが掘られているので、Volumio 2でもそこまではよいのであるが、(ファイル名に曲名がついているにも関わらず)全く曲名がわからない。リストにはマイナス符号が並んでいるだけである。一応、アルバムの曲順に並んではいるようなのであるが、iPad Airをインテリジェントなリモコンにならないのを残念に感じていた。
 ALACは、読み込みの設定を変えるだけで、あまり手をかけずにうまくお膳立てしてもらえて楽なのがよい。WAVと同じデータに復元され再生されるとすれば、可逆圧縮で少しだけストレージの負担も減るし、使いやすいということになりそうである。
 筆者の環境ではandroidのdoubleTwistで使えるので安心である。しかし、Make a wish号のカーオーディオシステムで再生可能かどうかという点については、mp3ほど圧縮できないのでCD一枚に収録・再生可能な曲数が限られる点が難点ではないだろうか。

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