今はメディア変換をせっせと行わなければならない過渡期であるという時代認識

 Raspberry Piに挿している64 GB USBメモリには、ここ13年くらい手持ちのCDをリッピングして貯めてきた秘伝のmp3ファイル41 GBほどが詰まっているが、なかに収録されていないCDがあることにうすうす気がついている。
 また、CDや曲名のタイトルが必ずしもうまく整理できてないのが気になってしようがない。今の時点でもう一度全部リッピングし直したら、オンラインのCDデータベースが整備されてきている分アノテーションが整理されるのではないかと期待するのだが、筆者の周囲にはそろそろCD-ROMドライブが見当たらなくなってきた。100倍速くらいのドライブでびゅんびゅんリッピングできないものだろうか。
 筆者のレコードは、1977年から1987年あたりまでの10年間に収集したものであるが、亡父が荷造りして二号亭に搬入したままになっている。レコードを聴いていた時期を永遠のように長く思い込んでいたが、結局たった10年間であったということに今さらながら気がつく。
 今やレコード再生のためのターンテーブルもカートリッジもないが、金田式MCプリアンプとA/Dコンバーターハイレゾデジタル化していつでも聴くことができるようになったらどれほど素晴らしいだろうか。ただし、これはハードウェアを準備して自前でハイレゾ化するのが早いか、もとのマスターテープからハイレゾデジタル化された音源ファイルを安価に購入できるようになるのが早いかということでもある。
 亡父の撮りためた写真も、デジタル化して収蔵してしまいたいところである。

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