入院前夜

月末にneptuneの部屋の明け渡しの期限が設定されていた。ほんとは、もっと早くしなければならなかったが、後任の方の赴任日ぎりぎりまで伸ばしてもらって、何とか間に合わせた。20年間死蔵してきたものが次から次から出てくるのを、基本的には現在でも使えるものと捨てた方が諦めがつくものに分別するのだが、いささか辟易したのだった。
Kindle DXは、取っておく方に判定された出土品である。おそらく16 GB位の内蔵メモリがあって、PCにつなぐとUSB flash diskとして見えるはずなので、自炊したPDFデータを簡単に放り込んで、読書三昧にしようと目論む。iPadと異なり、メール着信に煩わされない点、バックライトがないから消灯後は読めなくなる点は、入院患者仕様として素晴らしい。ファイル名の日本語表示はできないエリーちゃん状態なので、これをローマ字に書き下しておく必要がある。
 内蔵フラッシュディスクの容量は驚くなかれ4 GBであった。しかしながら、USB 1.0の転送速度の遅さはハンパではなくて、4 GBの書庫をいっぱいにするためにほとんどオーバーナイトを要した。

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