入院して読む本

 昨年思いがけず入院した時には、スマホの背景のエッシャーの絵を眺めたり、福岡市の道路地図帳を眺めたりしていた。年末入院する前には、放送大学のテキストなどいろいろと準備したのだったが、耳栓をしたまま眠っている時間のほうが長かったように思う。病院のベッドの上では、文字を読むよりも図形を眺めるほうがどうもあっているように思われる。
 今度の入院にあたっては、何を眺めるべきだろうか。CEOは、「アタゴオルでも持って行ったら?」と勧めるのである。精神の安静を得るのに、これほど良い本は他にあるまい。その一方で、Dropboxに蓄えてある500冊ほどの自炊本の一冊をダウンロードして読むこともできるので、すでに準備は完了しており、心配する必要はないと考えてもよいのである。問題は、3冊目のダウンロードが終わる前に退院できるのではないかというくらいのダウンロードの遅さである。そういう意味で、何冊かチョートク師の写真集を持ち込んでじっくり眺めるのはどうだろうかと考え始めた。

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