Uni Powertank 0.7mm

 スペースペンを元祖とする、インクを加圧して押し出すボールペンである。この領域は長らく本家スペースペンの独壇場で、アストロノーツ御用達なのであるから、その価格も天文学的とまではいかないまでも高価であった。さらにリフィルが入手しずらいとの風評もあって、おいそれと手を出せるものではなかった。
 三菱鉛筆 uni パワータンク 黒は、poorman's spacepenとして筆者にも購入可能なものだ。インクはリフィルの中で3000 hPaに加圧されているという。約3気圧というところである。ケタ数だけ見ると、300 MPa出せるdisruptorより強力そうに見えるが、単位を揃えると0.3 MPaとなる。
 これまでの野外活動では、ペン先にLEDライトが点く百均のボールペンを使っていたが、寒くなってしばしばインクがかすれたりしていた。しかし、パワータンクは外気温4℃の環境でも平気である。これも良い買い物をしたと自画自賛したい。[野外活動]

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