ZumoDriveにEvernoteデータベースファイルをアップロードしてみる(2)

 いろいろあって、2昼夜かかってアップロードを完了した。Evernoteを起動する度に発生するデータベースファイルへのアクセスは、差分アクセスではなくてフルにアップロードを試みようとしている。
 デスクトップPCのEvernoteのデータベースをZumoDriveに置いておくと、他のノートPCでEvernoteに追加したノートもタイムラグはあるがデスクトップPCのに伝播し、これまた時間はかかるがZumoDriveの方に反映される。しかしそのタイムスケールは1昼夜を要するレベルであるから、現実的には複数のPCで作業を進めるうちにコンフリクト続出になることはまず間違いのないところであろう。問題点は、筆者の「秘伝のタレ状態」のデータベースがひとかたまりの6.9 GBの巨大なものであるというところである。
 筆者のようなユーザーが、Evenoteを立ち上げるたびにネットワークの川幅いっぱいデータが流れていたのでは大変であるから、Evernoteの月間アップロードリミットが500 MBに定められ、ZumoDriveのアップロードのバンド幅が0.8 MB/s上限になっているのであろう。
 データベースはそれぞれのPCのハードディスクにキャッシュしておいて、ローカルのNotebookだけ定期的にエクスポートしてクラウド上に置き、各PCで最新のものをインポートして使うという(いまいちな感じの)運用が実は最も効率がよさそうである。これだと、USBディスクでデータを持ち運ぶのとどれほども変わらない。[文献整理]

本ブログではamazon associate広告を利用しています。