Evernote for iPhoneですべてのノートをiPhoneにダウンロードしておく

 筆者のEvernoteには、現在3777件のノートがある。昨年12月から1ヶ月あたりのアップロード上限が1 GBに、1ファイルのサイズリミットは16 MBだったのが50 MBになったので、今後のノートの成長率は倍になると予測されるところである。
 外付けの大脳皮質であるから、いずれのPC/Macからも参照可能であるように同期させているけれど、無線LANのサービスエリアから外れたところでiPhoneで参照したいこともある。ところが、iPhoneアプリEvernoteは、デフォルトではノートの表題リストのみダウンロードして表示し、本文のPDFなどはオンデマンドでサーバーに取りに行くという方式になっている。そこで、たとえば敷地外で一息ついて一人ブレインストーミングするような場合に、いちいち3G回線でデータ通信など始めていてはとても間に合わないのであった。こういう用途には64 MBのiPadなど便利であろうが、スクリーンドット数の上がった次世代iPad登場の噂もかまびすしいし、今のところは筆者のiPhoneの容量の16 GBでおさまる範囲まで、あらかじめダウンロードして便利に使うことにを意を決する。すなわちiPhoneを電話もかけられるEvernote端末化する覚悟を決めて、iPhone 版Evernoteを快適に使うための設定を参考にして、(Notebook単位で)データをiPhoneに保持するかどうかを「すべてON」に設定。
 ところで、使い始めた頃のバージョンでは、ある指定されたフォルダにファイルをお供えしておくと自動的にアップロードされるという機能があった。スキャナから吐き出されたPDFを流しこんでおくと自動的にアップロードされるという便利さがあった半面、重量制限に引っかかるような巨大ファイルが紛れ込むと起動しなくなるというような泣き所でもあって、今気がついて探しても、この機能(というか設定)は撤去されてなくなってしまったようである。
 Windows版ではツール:オプション:Databaseフォルダを開く、でデータベースのサイズを調べることができて、それが7.2 GBである。iPhoneの容量を見ていると、フルスケール14.46 GBの棒グラフの中のAppが昨晩2.2 GBあたりであったのが、一日シンクを続けるうちに4.6 GBに肥大してきた。これがdatabaseファイル込みの容量なのであるから、最終的にはあと2 overnightかかって総容量9.4 GBくらいまで伸びるのではないかと予想する。[iOS]

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