MacBook Air 13-inch

 イベントのジェネラルマネージメント用に通信販売で発注。誓約書に署名捺印した人にしか許されない、個人情報を扱う作業をオフラインで行うための機材であるので、物理的、電子的なデータ盗難の恐れのある持ち歩きは論外、ネットワーク接続はシステムアップデートに限るということである。もう一つ、Windowsマシンでプレゼンをしてほしいと言っているのに、どうしてもMacでないとプレゼンはやらないとダダをこねる大先生のために接続試験を行っておくためのベースマシンとしての意味合いもある。そういう用途に2.13GHz Core 2 Duo、4GBメモリ、256GBのフラッシュストレージは何となくもったいない気もするが…。
 もう20年近く前のことであるが、週に一度JRの特急とバスを乗り継いで遠隔地に泊りがけ勤務に行っていて、その道々時間に追われてMacintosh PowerBook DUO230でテキストをeditしていた。途中でバッテリが切れるとやることがなくなって、この隙間時間にCDを聴いたりビデオを見たりすることができるようになる日がいつか来るのであろうかと空想にふけっていたことを思い出す。
 CPUが33 MHz 68030、メモリ8 MB、ハードディスク80 MBでは、MP3のデコードもままならず、かといってCDのrawデータを蓄えるストレージがあるはずもなし。音楽とビデオ再生に関しては、すでにiPodで実現してしまったけれど、CDドライブを持たない軽快なPowerBook DUO230魂は、今のThinkPad X201やMacBook Airに受け継がれているように思われる。
 その一方で、カタログオタク的な見方からすれば、Windows 7ノートの売れ筋がCore i3/5/7にシフトしてしまった現状と比較して、まだまだCore 2 Duo搭載のMacBook Pro/Airが多く、何となく見劣りするような気になってしようがない。新製品発表間近の端境期だからかもしれないが。[Mac OS X]

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